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第8戦決勝会見 太田格之進「2回当てられて焦ったが、今回はギヤボックスが頑張ってくれた」

第8戦優勝 太田格之進(TODA RACING)

決勝記者会見: 優勝した太田格之進(TODA RACING)

 「優勝できてホッとしています。第7戦のスタートで抜かれてしまったので、とにかくスタートで抜かれないようにと。第3レースのグリッドも決まっているので、今回に関しては耐えるというか、多少並ばれても守り切ろうと決めてスタートしました。スタートは決まったんですが、後ろのクルマが速くて、第7戦のような展開になりかけてしまいましたが、その時の経験も踏まえて、なんとか守り切ることができました。そこからはもう前だけを見て走りました。SCが入って一度つけた差がなくなりましたが、SC明けからとにかく逃げました」

 「(スタートで接触があったと思うが、ダメージはなかったか)僕はどこに当たったかわかりませんでした。ただ1コーナーの立ち上がりと2コーナーの進入で2回当たりました。開幕戦でも後ろから追突される形でギヤボックスを損傷したことがあったので、すごく焦りましたが、今回はギヤボックスが頑張ってくれたのか、壊れずに走り続けることができて良かったです」

 「このコースの第3セクターはダウンフォースが抜けやすいコーナーが連続するので、木村選手が狙っているのは分かっていましたし、ストレートスピードは後ろの方が速いことも分かっていたので、できるだけ早いうちに仕掛けて、第3セクターでギャップを広げておけば、安全も高まると思いました。作戦通りにいきました」

 「(ポイント差を広げた形で第9戦に臨む格好になったが)とりあえず今日2位、1位とポイントを獲得できたので、明日もしっかりポイントを取りたいです。2番手からのスタートで、僕が抜きにいかないといけない立場なので、しっかり攻めて前に出られるように頑張ります」

第8戦決勝2位 古谷悠河(TOM'S)

決勝記者会見: 2位の古谷悠河(TOM\'S)

 「スタートは良くなくて結構遅れちゃったんですけど、なんとかポジションをキープできました。2コーナーを抜けたところで何台かがクラッシュしていましたが、なんとかアクシデントをすり抜けることができて3番手に上がれました。結果はペナルティが出て2番手に上がりましたが、自分としては不満です」

 「序盤で近づいてって、このまま行きたいと思っていましたが、近づくにつれてダウンフォースが抜けてしまい、走らせるのに苦労しました」

 「(第9戦ではもう一つ上を狙いたいところかと思うが)次は8位からのスタートなので厳しいかと思いますが、今回みたいになことが起きるかもしれないし、自分のペースさえ良ければ抜けるかもしれません」

第7戦決勝3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見: 3位の野中誠太(TOM\'S)

 「7番手からのスタートで、またこの場にいるということがすごく自分にとっては良かったという見方をしています。7番手ということでクルマも走りも色々と大幅に変えている点があったので新たな収穫もありましたし、明日に向けていい準備ができそうだなと思っています」

 「前の選手とはタイヤの状況も違っていたかと思いますが、ペース的に苦しかったというのも正直なところです。そこらへんのデータを見直して、明日はトップ2に近づいて、プレッシャーをかけられるようにしたいです」

 「(HFDPの二人に対抗する手がかりは見つかったか)セクター3で差があるように感じているので、そこを改善するために今回のレースでもデータを収集していました。予選のデータもありますし、トムス4台で改善していって、まとまった形を明日のレースで見せていきたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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