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第3戦富士決勝会見 平良響「得意のスタートを活かそう、とうことで集中して臨みました」

表彰式

第3戦優勝 平良響(TOM'S)

 「まず得意のスタートを活かそうということで、そこは集中していましたし、スタートが切られた瞬間のクラッチミートと出足はすごく良かったんですが、スタート直後の位置取りで木村選手の野中選手の間に入っちゃうところで締められてしまい、すぐに落ち着いて1コーナーで抜くことにしました。1位に立った瞬間からクルマのバランスが非常にいいと感じられたので、自信を持って走ることができました」

 「(スタートが決まってトップに立った瞬間の心境は?)やった、というよりホッとしているという感じです。第1レース、第2レースともにスタートで2台抜きができていたので、第1レース、第2レースと同じようにスタートできればトップに立てる、ということは意識していました。ただポジションどりで失敗してしまったなあというところです」

 「(非常に危なげのない走りだった)クルマが非常に乗りやすかったです。エンジニアさんともずっとレース前に改善点をいっぱい話し合ってきましたし、乗りやすいクルマをエンジニアさんと一生懸命作った、というところで安定した速いペースでミスなく走ることができたと思います」

「(次の鈴鹿に向けて一言)まだ15戦もあるので、まだまだ気を抜けません。第1レース、第2レースとチームメイトに勝たれて悔しかったので、最後に逆転で優勝できてホッとしています。鈴鹿に向けては去年のデータがいっぱいあるので、それを確認して完全な状態で挑みたいです」

第3戦決勝2位 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 「第1戦、第2戦とどちらも展開に恵まれて、第1戦は2位。第2戦はオーバーテイクせずにそのままの順位でした。課題はスタートだなと感じていて、今回はスタートをしっかり決めようと意気込んでいました。そういう意味では野中選手に並んで前に出られたのは進歩かなと思いますが、平良選手や小高選手はさらにスタートが上手いので、そこは負けてる部分です。もっと練習していかないといけませんしペース的にも足りてないところがあったので、自分のドライビングを見直したいと感じたレースでした」

 「(今週末全体を振り返ってはどう思うか)練習走行では表彰台に乗れるかな、というぐらいの勢いがありましたが、予選では5位と6位に終わりました。そこで自信がなくなった部分もありましたが、結果的に2回表彰台に上がって富士ラウンドを終えることができたのは、自信にもつながりました」

 「(鈴鹿に向けての抱負を)鈴鹿はチームが得意としているサーキットですし、僕も一番走ってきたサーキットですので、ホンダの皆さんのためにも、チームのためにも、優勝を届けたいという気持ちです」

第3戦決勝3位 野中誠太(TOM'S)

 「スタートで出遅れたのがこの結果につながってしまいました。振り返ってみれば、3レースともいいスタートを切ることができず、改善されないまま終わってしまいまいた。それだけでなく、もう少し守れるところもあったと思います。でもいいところ、悪いところが見えてきましたので、次の鈴鹿のレースはもっとレベルアップしていかないといけない、ということが明確になりました」

 「もともとスタートに関して不安要素はなかったんです。何かしらスタート練習と実際のスタートで違っている部分があると思うのでエンジニアさんと細かく分析して改善していかないと、こういうチャンスが来たときに結果に結びつけられないので、早急に対策していく必要を感じています」

 「(鈴鹿に向けて一言)スピードに関して自信はありますが、それだけでは勝てないことがよくわかりました。レースウィークを組み立てながら、しっかり3レースを優勝で終われるように、エンジニアさん、チームの皆さんと協力しあって、いい形に繋げていけたらと思います」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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