2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦、第11戦の公式予選が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第10戦は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)、第11戦は小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前11時から30分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
始まってすぐにトップに立ったのは木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)。木村は3周目に1分14秒403、4周目に1分14秒136と好タイムを連発する。
続いて残り時間20分を切ったところで小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が自身の3周目に1分13秒728を記録して木村を上回り、トップに浮上する。小高は5周目にも1分13秒990を出してセカンドベストでもトップに立った。
小高のチームメイトの平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)も1分13秒961、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)も1分14秒052を記録、それぞれ2番手、3番手につける。ここで各ドライバーは一旦ピットへ。走行が再開されたのは残り7分を切ったあたりからだ。
ここで古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が1分13秒801で2番手に浮上するが、すぐに野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が1分13秒700、平良も1分13秒789を記録して古谷を上回る。
ここまでトップの小高も1分13秒590までタイムを縮めるが、チェッカー直前に太田が1分13秒399を叩き出して小高を上回り、トップに躍り出た。
太田は最後の周回でも1分13秒643を記録するが、小高がここで1分13秒501までタイムを縮めたため、セカンドベストタイムでは小高がトップとなり、第10戦は太田格之進、第11戦は小高一斗がポールポジションを獲得する結果となった。
第10戦決勝はこのあと午後3時35分より26周で、第11戦決勝は明日の朝9時5分より19周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Katsuhiko KOBAYASHI