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第4戦オートポリス決勝記者会見 平川亮「常に優勝を狙ってレースしているが、今日は予想以上で驚いてる」

第4戦優勝 平川亮(carenex TEAM IMPUL)

優勝は平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)

 「常に優勝を狙ってレースをしていますが、今日に関しては予想より良かったので自分自身驚いています。一番はやっぱり良いスタートを切れたこと。1周目を狙っていたので、うまく決まって良かったです。いつもタイヤ交換をやってるメカニックの人が今回腰痛でだめになってしまって、ピット作業に不安がありましたが、夜通しと朝から練習していただいたので、タイヤ交換もうまく決まりました。チームワークでできた優勝かなと思っています」

「まだ中盤戦ですけど、流れを取り戻せた感触があるので、次のSUGOも優勝を狙って、予選から頑張りたいと思います」

第4戦決勝2位 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)

決勝2位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

 「ここにくることができて嬉しいです。今シーズンは前半戦だけで2回も表彰台に上がることができて嬉しいです。リョウと同じく、僕もピットストップを遅らせる作戦を取りました。前半はずっとタイヤをセーブしながら走りました。ピットストップしたらどうなるか、という不安がありましたが、できるだけうまくタイヤをマネジメントしようと思っていました。オートポリスはタイヤのでグラデーションが酷くて、タイヤを守ることがキーポイントだと思ったので、そこに集中しました。良い結果に終わって非常に嬉しいです。僕自身だけでなくチームにとっても。昨年は本当に厳しいシーズンでしたが、今シーズンはもう2回も表彰台に上がれました。次も引き続き頑張ります」

第4戦決勝3位 三宅淳詞(TEAM GOH)

決勝3位は三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)

 「スタートで順位を落としてしまったんですけど、フリー走行でロングランのペースが良いことがわかっていたので、結構引っ張る作戦を取りました。皆さんと同じように結構タイヤが厳しい状況ではありましたが、チームのエンジニアさんやアドバイザーの伊沢さんから周りのドライバーの状況などの的確なアドバイスをもらえて、うまくタイヤマネジメントができました。本当にチームの皆さんと力を合わせて勝ち取りました。3位になれて本当に嬉しいです」

優勝チーム監督 星野一義(carenex TEAM IMPUL)

決勝記者会見: 星野一義監督(carenex TEAM IMPUL)

 「正直ね、昨日の予選は納得していなくて、ちょっと寝つきが悪かったんですけど、ドライバーには自分の体は自分で守ってくれ。クルマはこっちでどうとでもするから、思い切り戦ってくれと言いました。始まってからは本当に絵に描いたようにうまくいくんでね。ピットの判断も素晴らしかった。タイヤ交換をどうするかとか、周りのドライバーを見て計算して、何台もパソコン打ちながら、ドライバーには負担をかけないように、ベストを尽くした。途中からマッチのところの4号車がタイヤを替えて上がってくるからとか。ほんとすごいよね。ドライバーにもたまげたね。ピットワークも一人臨時で増やしたから8秒台入っちゃって、ドライバーにはごめんねって言わないといけないけどね」

「鈴鹿の走りも結果的に7番手ですけど、あの年齢は全盛期の頃だから、無理して絡まないようにしてる。それが見えてるから、1台1台的確にかわしていける。若いと無理しちゃうからね。(平川は)今はナンバーワンだと思うね。今日は褒めてあげたい」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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