フォーミューラリージョナルジャパニーズ選手権第2戦は26日、岡山国際サーキットでレース6の決勝を行い、予選2位からスタートした小山美姫(TGR-DC F111/3)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り優勝、2連勝を飾った。
レース6決勝は午後2時30分にフォーメーションラップが始まった。天候は曇り、8人が参加してグリッドを離れた。
ポールシッターの片山義章(Team LeMans F111/3)はまたしてもスタートをミス。予選2位の小山美姫(TGR-DC F111/3)、同3位の小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)にパスされ3位に落ちる。小川は1コーナーで小山に並びかけるが、ここは小山が先行。トップ小山、2位小川、3位片山の順でレースは始まった。
ニュータイヤを履いた小山は1周目に2位小川を1秒2離すと、小川より1秒近いラップタイムを刻み、独走態勢に持ち込む。その差は5周目には5秒弱、11周目には10秒弱と広げた。
トップ小山は、終盤にはクラッチに問題があり、2位以下との差を12秒前後に保ちながらマシンをいたわりゴール。18周を走りきり13秒差で優勝、独走での2連勝を飾った。
2位小川と3位片山は0秒6程度の差で接近戦を演じていたが、12周目には予選と同様に小川のフロントウイングのフラップが脱落。これで小川は失速し、片山が2位に上がりそのままゴールを迎えた。小川は3位に入った。
マスタークラスは、ポールポジションの畑亨志(A-NeKT F111/3)が序盤からトップに立つ。最後尾から2位に上がってきた田中輝揮(アスクレイ☆イーグルスポーツ)に迫られる場面をあったが、終盤には突き放し、トラブルでペースの上がらない小川に追いついたところでゴールを迎えた。2位には田中が入り、3位にはHIROBON(Rn-sports F111/3)が続いた。
第3戦は、モビリティリゾートもてぎに舞台を移し来週の7月2日、3日に開催される。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum