F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第1戦、第2戦富士予選後のコメント 小出峻「今年はチャンピオンを取ることしか考えてない」

第1戦、第2戦ポールポジション 小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「去年のシーズンが終わってから、今回の開幕戦に向けて、本当に綿密にチームで調整してきました。昨日の練習もすごく調子良くて、非常にポジティブな気持ちで予選に挑めました。マシン的にも、メンタル的にも良かったです。その結果第1レース、第2レースともポールということで、一安心という感じです。ただ昨日の練習よりも今日の予選の方が、後続とのタイムさが縮まっているので、余裕という感じではないかなあと」

(A組に比べて早めのアタックだったように見えたが、やはり路面コンディションが影響しているのか)

 「もちろん路面のこともありますし、去年までは30分間走れたのが、今年から2組に分かれて20分間の走行になりました。走行時間が短くなる中で、何が起きるかもわからないので、とりあえず早めにタイムを出す、という意識で最初からガンガン攻めていきました」

 「3年目ということで、今年はもちろんチャンピオンを取ることしか考えていないので。今まで経験してきたことを開幕戦から活かせたなと思います」

 (決勝に向けての抱負を)

 「今日も明日もポールですが、安心はできません。後続に速いドライバーが控えていますから。とりあえず自分の走りをして、全力を尽くす、ということに集中して走れば、自ずと結果はついてくると思うので、そこまで力まずにやろうと思います」

第1戦予選2位 西村和真(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「恵まれた体制で出られることを嬉しく思います。予選ではグループの中で一番いいタイムだったことはすごく良かったです。朝から路面に濡れてるところが所々ある状態で、前半は様子を見ながら、周りのクルマとの間隔も見つつ、ポジションを探りながら走っていました。10分過ぎたあたりから、アタックを始めて、赤旗の出る直前の周でタイムを残すことができました。とはいうものの、濡れてるところに対処ができなかったり、もうちょっと行けたのかな? という部分があったりしたので、その辺りを経験として学びながら決勝にむけて準備していきたいです」

 「最後の方でタイムが出ることを見越して、セットアップもしていたので、赤旗が出てなければもうちょっとタイムが出せたと思います。46秒台前半は間違いなかったでしょうね。でも決勝はいいポジションからスタートできるので、しっかりいいポジションで戻ってきたいです」

第1戦予選3位 荒川鱗(TGR-DC Racing School)

 「昨日の練習走行であまり速くなかったんですが、今日は少しコンディションに合わせることができました。あとほんの少しの差なので、そこを決勝にむけてどう考えていくかだと思います」

(感触は悪くなかった?)

「はい。昨日に比べたら差が縮まっているので、決勝では小出選手とのバトルになると思います。クルマはいじっていないんですが、コンディションの変化にクルマが合ってきた感じです。」

 (決勝の抱負を)

 「決勝では小出選手についていけるだけのペースがあるので、自信を持って臨みます」

第2戦予選2位 平安山良馬(TGR-DC Racing School)

 「自分ではうまくいった感じはしません。ミスが多くて、反省の多い予選でした。運よくセカンドベストがA組の中で良かったということで、結果的にフロントローになれたという感じです」

 (初めてのFIA-F4についての感想を)

 「ずっとカートをやってきましたが、フォーミュラではコミニュケーション能力も必要になり、苦労している部分もあります。一戦一戦で成長していければと思います」

 (経験の全くない中でのこのポジションは上出来だったのでは)

 「そうは思っていません。やはりみんな勝つためにテストから走り込んできているので、そのテストでやってきたことを思えば、第1戦で12位という結果は納得できません。反省することが多いです」

 (決勝への抱負を)

 「まずはクラッシュしないように。最後までゴールすることを前提に1台1台抜いて行って、次のレースに繋げられる結果で終わりたいです」

第2戦予選3位 伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)

 「昨日の専有走行はドライのコンディションでうまく走れなかったこともあり、マシンは変えずにドライビングに集中して走ったんですが、それで少し状況が良くなり、グループの中でベストタイムでは3番手、セカンドベストでは2番手を取ることができました。あまり位置関係は悪くなかったんですが、美味しいスリップを使うことができなかったので、それが使えていればベスト2番手、セカンドベスト1番手くらいには行けたと思います」

 (A組よりは路面コンディションは良かったようだが)

 「そうですね。Aよりは乾いていたと思いますけど、100Rとかにウェットパッチは残っていましたが、かなりドライに近い走り方ができていました」

 (決勝に向けての抱負を)

 「今年はもう3年生なので、去年までは追う立場でしたが、今年は追われる立場になります。しっかり3年生ってことを自覚して、結果にこだわってレースしたいです」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO


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