鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーを締めくくるイベントとして、名物となっている「永遠のライバル対決~60周年復活スペシャル~」の決勝が行われた。
元祖ライバル対決は、1970年代から20年に渡ってトップフォーミュラやグループCカーによる耐久レースで争い、今はチーム監督としてライバルの星野一義、中嶋悟の2人によるもの。
もうひとつは新・ライバル対決として、2000年前後のフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)、全日本GT(現スーパーGT)を盛り上げた本山哲、道上龍、脇阪寿一の3人によるもの。今も現役ドライバーとしてレースに参戦し、トップチームを率いる監督としても第一線で活躍している。
トークショーに続いて行われた決勝レースはGR86(ハチロク)を使用。昨日のN-ONEによる予選レースで決定したグリッドにより、新ライバル、元祖ライバルの順にスタート。東コース3周で行われた。
夕方になり冷えてきたサーキットでは、スタート前に雨が落ちてきたが、そんななか意外にも真面目に勝負が繰り広げられ、両対決ともに、スタートで前に出た脇坂、中嶋が逃げ切ってチェッカーを受けた。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Motorsports Forum