スーパー耐久

S耐:第6戦岡山グループ2公式予選 ST-3クラスはエアーバスターWinmax RC350 TWSがポールポジション ST-5クラスはodula TONE MOTULロードスターがチャンピオンを獲得

 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook最終第6戦「スーパー耐久レースin岡山」は13日、岡山国際サーキットでグループ2(ST-3、4、5、Q[32、37号車]クラス)の公式予選を行い、39号車エアーバスターWinmax RC350 TWS(冨林勇佑/大島和也/石井宏尚)が総合でのポールポジションを獲得した。

 公式予選は午後0時50分より行われた。朝方快晴だった空も雲が広がり、冷え込んできたがマシンにとってコンディションは申し分ない。Aドライバー、Bドライバーとも15分間で行われ合算タイムで決勝のグリッドが決定する。

ST-3クラスポールポジションのエアーバスターWinmax RC350 TWS(冨林勇佑/大島和也/石井宏尚)

 7チームが参加したST-3クラスは、Aドライバーの冨林が2位以下を0秒7ちぎりトップタイム、Bドライバーの大島は3位にとどまったものの、すでにチャンピオンを決めている39号車エアーバスターWinmax RC350 TWS(冨林勇佑/大島和也)が貫禄のポールポジション。2位には52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS(服部尚貴/吉田広樹/川合孝汰)、3位には244号車QUEEN EYES 34Z(田中哲也/三宅淳詞)が入った。

ST-4クラスポールポジションのGR Garage水戸インターGR86(坪井翔/細川慎弥/堀尾風允)

 3チームが参加したST-4クラスは、チャンピオン争いをしている310号車GR Garage水戸インターGR86(坪井翔/細川慎弥)と884号車林テレンプSHADE RACING 86(国本雄資/石川京侍)が、それぞれポールポジションと2位を分け合った。決勝では勝った方がチャンピオンを獲得する。3位には18号車Weds Sport 86(浅野武夫/藤原大輝/芝叔和)が入った。

ST-5クラスポールポジションの72号車TRES☆Ti Racing☆NATS☆ロードスター(金井亮忠/猪爪杏奈/岡田衛)

 13チームが参加したST-5クラスは、72号車TRES☆Ti Racing☆NATS☆ロードスター(金井亮忠/猪爪杏奈)がポールポジションを獲得。ポールポジションがチャンピオンの条件だった456号車odula Start5 Roadster(橋本陸/貫戸幸星)は2位。これにより3位に入った66号車odula TONE MOTULロードスター(武地孝幸/太田達也)が今シーズンのチャンピオンを獲得した。

ST-Qクラスで初登場したバイオ燃料車のMAZDA SPIRIT RACING Bio concept DEMIO(井尻薫/前⽥育男/寺川和紘/関豊)

 ST-Qクラスには今回、水素エンジン車に加え、バイオ燃料を利用するディーゼル車の37号車MAZDA SPIRIT RACING Bio concept DEMIO(井尻薫/前⽥育男)が登場。25台中総合24位で予選を終えた。タイム的にはまだまだだが、成熟すればST-5クラスのディーゼル車と遜色ないパフォーマンスは発揮できそうだ。

 グループ2の決勝レースは明日14日、午前8時30分より3時間レースとして行われる。チャンピオンが決まるST-4クラスの争いに注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース