SUPER FORMULA

SF:第6戦もてぎフリー走行1回目 福住仁嶺がコースレコードを上回りトップタイム

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦は16日、ツインリンクもてぎでフリー走行を行い、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムを記録した。

 フリー走行は午前9時10分より90分間で行われた。雲は低く垂れ込め肌寒くほぼ無風。

 開始10分には中嶋一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が1分31秒605でまずはトップに立つ。

 開始12分にはチャンピオンに王手をかけている野尻智紀(TEAM MUGEN)が、1分31秒509でトップに立つとそのタイムを31秒174まで縮めた。

 開始30分には、野尻がさらにタイムを1分31秒002まで縮める。このタイムはコースレコードの31秒073をすでに上回った。

 開始40分には、今シーズン初出場のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が31秒を切る30秒897をたたきだしトップに浮上する。その後、フェネストラズはそのタイムを30秒860まで縮めた。

 半分を過ぎた開始54分には、国本雄資(KCMG)が1分30秒613を記録し、トップに浮上。2位にフェネストラズ、3位に野尻が付ける。

 終了25分前には再びフェネストラズがペースアップ、1分30秒546でトップを奪い返した。2位には国本が続き、3位には松下信治(B-MAX RACING TEAM)が上がり、野尻は4位に落ちた。ここで5コーナーあたりで雨が落ち始め、ウェット宣言が出された。

 終了直前には、平川亮(carenex TEAM IMPUL)が各セクターを全体ベストで通過。1分30秒123をたたきだしトップに立った。しかしまだ終わらない。ペースアップした福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が、なんとただ一人30秒を切る29秒864をマークし一気にトップに浮上、フリー走行を締めくくった。

 野尻はタイムを1分30秒505まで縮めたものの3位でこのセッションを終えた。4位には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が、5位にはフェネストラズが、6位には牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いている。

 公式予選は、この後午後1時45分よりノックアウト方式で行われる。

フリー走行1回目: トップタイムは福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

フリー走行1回目: 2位は平川亮(carenex TEAM IMPUL)

フリー走行1回目: 3位は野尻智紀(TEAM MUGEN)

フリー走行1回目: 今季初登場のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)は5位

フリー走行1回目: 今季初登場の小林可夢偉(KCMG)は9位

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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