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SGT:第5戦SUGOウォームアップ走行 トップタイムは#38ZENT CERUMO GR Supra

2021オートバックス スーパーGT第5戦「SUGO GT 300kmレース」の決勝前ウォームアップ走行はGT500クラスが#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO GR Supra)が1'14.246でトップタイム。GT300クラスは1'20.273を記録した#7荒聖治/山口智英組(Studie PLUS BMW)がトップだった。

ウォームアップ走行は12時20分間で行われ、大きなトラブルやアクシデントもなく終了した。天候は爽やかな秋晴れ。気温は27℃と今週末で一番の暑さだ。気温、路面温度ともに公式予選日とは大きく異なっており、タイヤへの影響が気になるところだ。

GT500クラスは#38ZENT CERUMO GR Supraが6周めにベストタイムを記録、その後も快調に12周を消化した。2番手には#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組(Astemo NSX-GT)が1'14.451で続き、ポールポジションの#8野尻智紀/福住仁嶺組(ARTA NSX-GT)が1'14.495で3番手につける。

なお#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)は予選終了後にエンジン交換を行い、これが今シーズン3基目に当たることから、決勝スタート後に5秒ストップのペナルティが課せられることが午前10時15分発行の公式通知で宣言されている。

GT300クラスは#7Studie PLUS BMWが3周めにベストタイムを記録してトップ。2番手には#9木村武史/ケイ・コッツォリーノ組(PACIFIC NAC CARGUY Ferrari)が1'20.580で続き、#55高木真一/佐藤蓮組(ARTA NSX GT3)が1'20.721で3番手。

ポールシッターの#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)は1'21.625を11周めに記録して20番手で走行を終えている。

公式練習でクラッシュしたことにより、予選を走れなかった#6本山哲/片山義章組(Team LeMans Audi R8 LMS)は今朝の3時までメカニックが懸命の修復作業を行い、このウォームアップ走行で1'21.491を記録して16番手。同様に予選不出走の#50加納政樹/柳田真孝組(ARNAGE AMG GT3)もこの走行で1'22.268の25番手につけ、それぞれ出走嘆願により27番グリッドと28番グリッドから決勝を戦うことになった。

第5戦決勝はこのあと午後1時30分より84周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO



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