SUPER GT

SGT:第3戦鈴鹿ドライバートークショー 伊沢拓也「子を持つ親として、髪を染めるのはちょっと」

8月22日、スーパーGT第3戦が行われている鈴鹿サーキットで恒例のドライバートークショーが開催された。

今回出席したのはGT500クラスポールポジションの#64伊沢拓也(Modulo NSX-GT)、予選2位の#16大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)、そして予選3位の#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)。

GT300クラスはポールポジションの#61井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)、予選2位の#5平木湧也(マッハ車検GTNET MC86マッハ号)、そして予選3位の#244三宅淳詞(たかのこの湯GR Supra GT)だ。

各ドライバーのコメントは以下の通り。

三宅淳詞(Max Racing)

「初めまして三宅淳です。去年からスーパーGTに参戦していますが、今年はそれに加えてスーパーフォーミュラ・ライツとスーパー耐久にも参戦させていただいてます」

「(昨日の予選について)Q1で堤選手が全体のトップタイムで、クルマの調子がいいのはわかっていたので僕も頑張ったんですけど、最後の最後で逆転されてしまいました。自分としても悔しい予選になりましたし、チームにも申し訳ないなと思いました」

「(チームメイトの堤選手との関係は)走りの面でも速い部分についても二人は違うので、互いに話し合っていい方向に進んでいるのではないかと思います。堤選手はゴルフが上手なので、コーチとして指導してもらっています」

平木湧也(TEAM MACH)

「もともとマザーシャシーは鈴鹿が得意ですが、ここ1、2年で重量が増えてしまって、公式練習でも21番手でしたし、今週末は厳しいのかなと思っていましたが、いろいろセットアップしていったらいい方向に行きました。弟もQ1をギリギリで通過してくれたので」

「(弟の玲次選手について)今まで4歳と3歳からずっと一緒にレースしてきたので、走り方の癖はお互い理解しています。レース中は喧嘩しないように気をつけたいと思います」

井口卓人(R&D SPORT)

「前戦のもてぎは色々考えて準備してきたものが外れてたので、今回は準備してきたものが全て噛み合ったのが嬉しかったです」

「(決勝の見通しは)わかりません。天気もどうなるかわからないし、今年は一発は速いのに決勝で苦労しているので、今回も色々考えて準備してきています。できればドライで走りたいなという気持ちでいっぱいです」

「(ダンロップタイヤの進化について)ここ二、三年でチームもタイヤに対する理解を深めましたし、ダンロップさんの方もいろんな提案をしてくれます。スープラもダンロップになって、全てが同じではないんですけど、いろんなイメージがついてきて、いろんなトライができています」

ロニー・クインタレッリ(NISMO)

「(予選を振り返って)今回は練習走行からクルマの調子がよくて。去年のレースからの流れを振り返ってもダンロップが速いのはわかっていたので、我々は予選でなるべく上位につけたいと思っていました。3位というのは決勝に向けてもいい結果ですし、ニッサン勢が久々に全車Q1を突破したので、ファンの皆さんにいいパフォーマンスを見せられたなと思います。決勝もみんなで力を合わせて頑張ります」

「僕と次生選手はいつも指定されてるレストランで食事をしていますが、昨日は鈴鹿のイタリアンレストランに行ったので、元気いっぱいです」

大湯都史樹(TEAM Red Bull MUGEN)

「(予選を振り返って)今も悔しい思いは持っていますけど、昨日の夜から今日に向けて、決勝への準備をしっかりしてきていますし、いい走りを見せられるようにと考えています」

「ダンロップとしても、ホンダとしても1-2取れたのは良かったと思います。でも同じ状況なら前に出たかったです。伊沢選手がすごいアタックをしたので、僕は叶いませんでした」

「(YouTubeについて)現地になかなか来れないファンの方も多いと思うので、そういう方にも楽しんでいただければと思ってやっています。今日もバモスっていう軽のワンボックスで鈴鹿にきているので、皆さんに期待していただければと思います」

伊沢拓也( Modulo Nakajima Racing)

「(予選を振り返って)いろいろありましたが、無事にポールポジションを取れて良かったなと思います。同じタイヤを履く16号車が隣にいますが、スーパーフォーミュラを見ても大湯選手は異次元に速いなと思っています。それを押さえてポールを取れたのは、間違い無く僕の力では無くチームの力だと思います。今年ここまで16号車に負けてるな、と感じる部分が多々あった中で、今回鈴鹿でそれを逆転できたというところに大きな意味があるなと思っています」

「もちろん僕らも優勝を目指して、去年までとは違うタイヤの作り方をしてきて、それが前回のもてぎぐらいから力を発揮するようになってきました。今回どうなるかわからないんですけど、昨年よりは非常に期待を持っています」

「(去年は勝ったら髪をダンロップ色に染める、と言っていたが)やはり子を持つ親としてしっかりした姿を見せたいと思うので、今年は勘弁してください」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO


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