鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第1戦鈴鹿公式予選 岡本大地が圧巻のポールポジション

 スーパーFJ地方選手権シリーズ第1戦は28日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第1戦で公式予選を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が2分14秒080でポールポジションを獲得した。

ポールポジションは岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ) 予選2位は佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋) 予選3位は高木悠帆(MYST KK-SⅡ)

 公式予選は午前9時10分より20分間で行われた。

 予選を圧倒したのは昨年全勝でこのシリーズのチャンピオンを獲得した岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)。今年も鈴鹿シリーズに参戦。4周目に早くも2分14秒965と2位以下を大きく離しトップに躍り出ると周回ごとにタイムアップ、6周目には14秒080までタイムを縮めた。

 岡本は「練習では13秒台が出ていた」とここからさらにアタックを継続するもデグナーでコースアウトしコース上に砂利をまいたマシンがあったため、自身もコースアウト。これ以上のタイムアップは望めなかったが、このタイムで悠々と開幕戦のポールポジションを獲得した。

 岡本以下のドライバーも終盤でのタイムアップをもくろんでいたが、この砂利のためデグナーでブレーキをロックするマシンが続出。上位進出ができなかった有力ドライバーも多くいたようだ。

 2位には走路外走行でベストタイムを抹消されながらも佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が入り、3位には悪化したコースコンディションのなか最終周にタイムを縮めた高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が入った。

 決勝は午後2時45分より10周で行われる。今シーズンのヨコハマタイヤはタレも少ないようで、毎周全開アタックでの争いが見られそうだ。何事も無ければ岡本が逃げ切り優勝を飾る可能性が高い。2位の佐藤、3位の高木がどこまで食い下がれるか、また下位に沈んだ実力のあるドライバーの追い上にも注目したい。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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