F4日本一決定戦

JAF-F4:日本一決定戦鈴鹿セミファイナル 元嶋成弥が独走優勝 レースは大荒れ

日本一決定戦: 8周のセミファイナルがスタートした

 JAF-F4日本一決定戦は11日、鈴鹿サーキットでセミファイナルを行い、元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)が優勝した。

 セミファイナルは午後1時40分にフォーメーションラップが始まった。鈴鹿は晴れ渡りこの時期にしては暖かい。

 スタートでは予選5位の加藤智(FEEL・TAKE FIRST)が蹴り出し良く、前車の横をすり抜け1コーナーでトップに立つ。2位には元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)が、3位には金井亮忠(チームNATS・正義・001)が、4位にはハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)が、5位には鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋)が続く。

 スピードに勝る元嶋はオープニングラップから加藤に急接近。ヘアピン立ち上がりで加藤の後ろにピタリと付けると、スプーンでインをこじ開けトップに躍り出た。加藤は2位に落ちる。

 この後方では、130Rで3台がスリーワイドとなるが、このうちの2台、黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)とヒロボン(Rnsports制動屋KKZS)が接触してクラッシュ。2周目からセーフティー(SC)が導入されることとなった。

 しかし130Rでのマシンの撤去が進まず、隊列が4周目走行中に赤旗が提示され、マシンはストレートに並べられることとなった。

 レースは午後2時8分、SC先導で再スタートが切られた。

 SCが退くと、元嶋がトップで6周目に突入。2位には加藤が、3位には金井が、4位には伊澤が、5位には鈴木が、6位には早坂公希(CMSルノー)が続く。

 6周目のシケインでは3位の金井が2位の加藤に仕掛けるが、オーバーラン、4位に落ちる。

 この間、元嶋は2位以下との差を徐々に広げ6周目には2秒6、7周目には5秒5とし、独走で8周を走り8秒3差で優勝した。

 2位争いは、加藤、伊澤、金井で繰り広げられたが、決め手がなくこのままの順位でゴール。5位には鈴木が6位には早坂が入った。

 決勝は明日12日、午後1時35分より10周で争われ日本一が決定する。

日本一決定戦: セミファイナル優勝は元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

日本一決定戦: セミファイナル2位は加藤智(FEEL・TAKE FIRST)

日本一決定戦: セミファイナル3位はハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース