- 第9戦優勝 #6木村偉織(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「SUGOは1周が短くてすごくチャレンジングなサーキットなので、攻め甲斐があり、楽しいコースで好きです」
(内容的にはすごくいいレースだったが)
「レース1の課題として、後半ミスもあったりしてタイヤを使い過ぎていたので、それを反省し、最後までタイヤをもたせ切ることを心がけました。『このコーナーだけはミスをしない』というポイントを押さえて、あとはタイヤマネジメントに徹しました。鈴鹿大会では課題だったセーフティーカー後のリスタートも今回はうまくいきました。そういう意味では自分の成長を確かめられるレースでした」
(ポイントランキングでも首位との差が大きく詰まったが)
「それも意識はしていましたが、野中さんの順位は僕にはどうすることもできないので、自分のポテンシャルを最大限出し切れるように、ということにフォーカスしています」
(伊東選手が迫ってきていたが、プレッシャーは感じていた?)
「プレッシャーはすごく感じていました。ワンミスで抜かれる状態だったので、常にミスをしないように。でも攻めなきゃ追い付かれるので、そこの部分のマネジメントがプレッシャーになりました」
(明日もポールポジションからのスタートだが)
「勝利は挙げていますけど、連勝というのがないので、明日も勝って2連勝するのが目標です」
- 第9戦決勝2位 #80伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)
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「レース1をYoutubeで見直したらシグナルがブラックアウトしてからの反応が遅かったことが分かったので、今回のレースはブラックアウトに集中しました。そこでの反応が良かったのでスタートはうまく切れましたが、他の選手も良かったので1コーナーで仕掛けきれませんでした。そのあとも一切ミスができない展開になり、トップの選手もミスをしないし、SC明けのリスタートではSPコーナーで木村選手がミスったんですけど、自分も同じようにミスしてしまってチャンスを潰してしまいました。その後も追いかけて行ったんですけど、ちょっとずつ離されてしまいました。明日も2番手スタートだと思いますけど、いいスタートを決めて1コーナーでしっかりホールショットを決めないと同じことが起きると思います。スタートに集中してレースに挑みたいです」
(コンマ5秒差で周回を重ねていたが)
「1レースめと同じでお互いに速いポイントが違うので、詰まったり離されたりしましたが、詰まってもダウンフォースが抜けたり、コース路面の影響を受けたりで、難しいレースでした」
(明日の目標は?)
「3位、2位ときたので、次は優勝しかないと思っています。表彰台の真ん中以外要らないですし、取らないといけないと思います。OTGとしても菅波選手以来の優勝を目指して集中して戦いたいですね」
- 第9戦決勝3位 #5小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
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「このコースは本当に抜きにくいということに尽きます。スタートをしっかり決めていこうと思って、まあ90点くらいのスタートができました。スタートで前のマシンを抜いて3番手に上がったんですけど、そこからのペースがあまり良くなかった。後ろの松澤選手のペースが速かったので、そこを意識せざるを得ませんでした。自分としては前を追うレースがしたかったんですが」
(リスタートで仕掛けていったが)
「あそこはチャンスだったんですけど、ちょっとブレーキングでアウトから被せるのが難しかったです。あそこは逆バンクみたいになっているので。明日は前を追うレース展開をしたいです
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI