F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8、9戦SUGO公式予選上位三人のコメント 小出峻「自分のポテンシャルの最大限は出せた」 

第8戦ポールポジション #5小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「前日の練習からニュータイヤでのアタックのタイムの伸び悩みが課題でした。ロングランは良かったんですけども。その課題に対して、タイヤの温め方だとか、位置取りなどを意識して予選に臨んで、結果的にポールを取れたので、自分としては満足しています」

(計算どおりのタイミングでタイムを出せたということか)

「予定では赤旗が出た前後ぐらいのタイミングでタイムを出すつもりでしたので、予定どおりではありませんでしたが、再開後の位置取りなどがうまくいって、自分のもてるポテンシャルの最大限は出せたかなと思います」

(昨年からの参戦だが)

「昨年の鈴鹿大会からの途中参戦で、今年はHFDPというチーム名で出させてもらっています。経験は少ない方だと思いますが、自分のいいところもダメなところも把握してしっかり戦えているし、前半はうまくいかないこともありましたが、ここからしっかり巻き返していきたいです」

「自分としては、これまでの結果に満足していません。ホンダというチームでやってるからには絶対一番を取りたいと思ってやっています」

(SRS-F出身の角田選手のことは意識している?)

「F1で活躍されてる角田選手とか、SRS-F同期の岩佐選手など、身近にいた選手がヨーロッパで活躍していることに憧れは持ちますね」

(菅生の印象は)

「先週プライベートテストで初めて走りました。鈴鹿のようなテクニカルなコースが好きなので、自分としては好きなコースです」

(決勝に向けての抱負を)

「初めてのポールですが、追い越しの難しいコースなので、落ち着いて自分のペースを見つければ、自ずと結果はついてくると思います。焦らずに自分のポテンシャルを最大限に引き出すことを心がけて戦いたいです」

第8戦、第9戦予選2位 #80伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)

「一言でいうとすっごい悔しいです。木曜日と金曜日のトレーニング走行をトップで終われていたので、ポールを取るつもりで挑んでいました。赤旗が出ることも想定はしていたんですけど、位置取りが悪かったせいで、タイヤのグリップを生かすことができませんでした。最終周だけ前に誰もいないところで走れたので、最後にしっかりアタックして、燃料も軽くなってきたことがうまくはまってタイムを出すことができました。タイヤの状態が良い時にアタックできていたら、と思うとすごく悔しいです」

(タイヤの状態はどうだった?)

「最後はもうタイヤが終わっていましたね。今回からタイヤのロットが変わり、今度のロットは後半に行くに従って性能の落ち幅が大きいんです。もう横方向のグリップがなくなっていたので、なるべく縦に転がすことを意識して走ったらタイムが出た感じです」

(昨年から参戦して上位で走っているが)

「ここまで表彰台1回とランキング5位ということで、成績が昨年とあまり変わんない結果で、成長したところを見せられていないので、今回のSUGO大会で3連勝を狙っていきたいです」

(SUGOの印象は)

「今年の86レースのプロクラスに参戦しているので、そこで走っただけです。今年は86レースにフル参戦しているので、ここでの予選の大切さは実感できています」

第8戦予選3位、第9戦ポールポジション #6木村偉織(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「開幕から常に上位にいて、好調ではありますが、予選の一発のタイムの出し方やタイヤの使い方が自分の中では課題です。タイヤの本当に美味しいところと内圧の設定を合わせ込んだアタックがなかなかできませんでした。そういう意味では今回セカンドベストを出すことができましたし、週末を通して序盤にタイムが出ている傾向があるので、そこに合わせ込んでポンとタイムを出せました。自分の狙いどおりの温め方とかタイムの出し方はできていました。赤旗だけは自分でどうにもできないことなので、そこは仕方ないなと思います。あそこでベストタイムが出せていれば、と思いますが」

(ウェット宣言が出ていたが、路面の状態はどうだった?)

「ウェットではなかったんですが、かなり悪い路面状況でした。それもあって予選の後半にタイムが上がっていったのだと思います。今回はいろんな複合的な要素がありました。伊東選手はそこでうまくまとめられたのかなと思います」

(決勝の抱負を)

「予選3番手は勝ちが狙えるポジションだと思うので、抜きにくいコースですが、魔物が潜んでいるとも言われていますし、何かチャンスがあったらそれを掴みとって、自分は取りこぼさないように、17周を戦いたいです」

(一昨年の経験は生きている?)

「レースの組み立てやオーバーテイクの経験は活かせると思いますが、天気がどうなるか読めないので、難しいですね」

第9戦予選3位 #62松澤亮佑(HELM MOTORSPORTS)

「最初の赤旗前は位置取りが悪くて全然タイムが出せませんでした。再開後も結構焦っていたんですが、落ち着いて走りました。セカンドタイムが3番手ということで、安定して走れていた、と考えれば決勝は期待できると思います。練習も調子がいいので、安定して走れるようにしたいです」

(赤旗中断でうまく仕切り直しができた?)

「そうですね。ピットアウトの時に先頭の方でコースに戻れたので、そこは良かったと思います。再開直後に一発行こうと思っていたので、集中して走っていました」

(決勝に向けての抱負を)

「まだ表彰台に上がったことがないので、まずは表彰台を目指して頑張っていきます」

(SUGOの走行経験は?)

「実は全くなくて、レース前に一回だけテストをして、今回が初めてのレースです」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース