F4日本一決定戦

JAF-F4:日本一決定戦決勝 太田達也が日本一の称号に輝く

 JAF F4日本一決定戦は6日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジション位置からスタートした太田達也(スーパーウインズ&HRF.MC090)がそのまま逃げ切り独走優勝。悲願だった日本一の称号を手に入れた。

日本一決定戦決勝: 15周のスタートが切られた 日本一決定戦決勝: 15周のスタートが切られた 日本一決定戦決勝: 石谷豪志とハンマー伊澤の争い 日本一決定戦決勝: 優勝は 日本一決定戦決勝: 2位は金井亮忠(チームNATS・正義・001) 日本一決定戦決勝: 3位は石谷豪志(RS-EMA☆レプリ☆RK-01) 日本一決定戦決勝: ウィニングラップで手を上げる太田達也(スーパーウインズ&HRF.MC090) 日本一決定戦決勝: 表彰式 日本一決定戦決勝: 日本一の称号を手に入れた太田達也

 決勝は午後2時ちょうどにセミファイナルの順位でグリッドが決められ、フォーメーションラップが始まった。路面は完全にドライコンディション。7番グリッドからスタートする予定だった徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大MTIMP☆)がピットスタートとなったため、13台がグリッドを離れ、1周を回ってグリッドにロックオン、スタートが切られた。

 ポールポジション位置から素晴らしい蹴り出しでトップで1コーナーに進入したのはポールシッターの太田達也(スーパーウインズ&HRF.MC090)。太田の唯一のライバルになると思われた2番グリッドの金井亮忠(チームNATS・正義・001)は痛恨のストール。2位には4番グリッドから山本幸彦(佐藤製作所・ミスト・KEIHAN・516)が続き、3位には5番グリッドからハンマー伊澤(ぶーにゃんCハンマーレーシング☆ハヤテ)が、4位には3番グリッドから石谷豪志(RS-EMA☆レプリ☆RK-01)が付ける。金井は7位まで後退するも1周目には5位まで順位を回復してきた。

 トップに立った太田は1周目に2位以下を2秒3離して早くも独走態勢に入る。金井は2周目に3位まで上がると、3周目には2位と太田の後ろまで順位を上げるが、すでに太田は3秒7先。3位には石谷が4位には山本が続き、伊澤は5位に落ちた。

 金井は4周目にここまでのファステストラップとなる1分55秒548をマークし、太田との差を若干詰めるが、焼け石に水。逆に太田は5周目に55秒432とファステストを奪い返し、その後の差は開くばかり。

 太田は11周目にはこのレースのファステストラップとなる1分54秒890をたたきだし悠々とトップを独走。そのまま15周を走り切り優勝を飾った。これまで最高2位に甘んじていた日本一決定戦だったが、ついにF4日本一の称号を手に入れた。

 2位には金井が、3位には石谷が入った。4位には9周目に山本を抜き返した伊澤が、5位には山本が、6位には河野靖喜(CMS☆RISING)が続いた。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI


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