岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦岡山決勝 菊池宥孝が2連勝で単独ポイントリーダーに。2位に入山翔が、3位に村松日向子が入る

 スーパーFJ第3戦岡山シリーズは8日、岡山国際サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートした菊池宥孝(ラインアップKRS KKS-Ⅱ)が12周・20分18秒253で優勝した。

 決勝は午後4時、9人のドライバーが参加してフォーメーションラップが始まったが、上吹越哲也(FTK・レヴレーシングガレージ)がストップしたため8人がグリッドに付きスタートが切られた。

 ポールポジションの菊池宥孝(ラインアップKRS KKS-Ⅱ)がトップで1コーナーに向かう一方、予選4位の貫戸幸星(LAPS萬願亭KRS・KKS2)が素晴らしいスタートで2位に上がる。しかし、貫戸はオープニングラップで予選2位の村松日向子(Rn-Sports制動屋KK-S2)、予選3位の入山翔(giddy up KKSⅡ yamasyo)にかわされ、1周目のホームストレートには予選順位どおり、菊池、村松、入山、貫戸の順で戻ってきた。

 トップに立った菊池は徐々に後続を離し始めるが、2位の村松と3位の入山は接近戦。6周目にはバックストレッチでアウトから入山が村松に並びかけるが抜けず、次周7周目には同所で入山が村松のインに飛び込み順位を入れ替えた。

 2位に上がった入山とトップ菊池の差はこの7周目には2秒。ここから入山はファステストラップを更新しながらトップ菊池との差を詰め始めるが、1秒まで迫ったところで12周を回りチェッカー。菊池が逃げ切り第2戦に続き2連勝、岡山S-FJシリーズの単独ポイントリーダーに立った。2位には入山が、3位には入山にパスされた後も食い下がった村松が入った。

 4位には上位3人から大きく遅れて貫戸が、5位には前田大道(ELEVコンドルゼンカイウィンズkks2)が、6位には宇高希(NOAVICレプリKK-SⅡ)が入った。

 第4,5戦は7月27日・28日に「サマーフェスティバルin岡山」として開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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