スーパーFJ日本一決定戦は7日、三重県の鈴鹿サーキットでAグループの第1レグが行われ、ポールポジションからスタートした伊東黎明(ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC)が逃げ切り、6周・13分33秒975で優勝した。
決勝は予定より5分遅れの午後2時50分にフォーメーションラップが始まった。
トップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの伊東黎明(ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC)で、2位に予選2位の岡本大地(SACCESS Racing KKS-Ⅱ)が続く。予選3位の澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)は蹴り出しが悪く、同4位の中村賢明(M2 inoki KK-SⅡ)にかわされ4位に落ちた。
1周目のS字では2位の岡本がバランスを崩しスピンしかける場面もあったが、なんとかポジションをキープして2位のまま。
2周目のシケインでは4位の澤が3位中村のインに飛び込んで前に出るが、1コーナー手前で順位が入れ替わり、中村は3位を奪い返す。
トップ伊東は、2位以下を引き離しながらレースは進行。1秒ほど離した4周目にはミスをおかしタイムを落とすがリードも大きくトップを堅持、そのまま6周を走りきり優勝を飾った。
2位には岡本が続き、3位には中村が入った。堅いタイヤの澤はペースが上がらず、4位でゴールするのがやっとだった。
5位には荒川鱗(Drago CORSE 10V)が、6位には菊池宥孝(ラインアップKRS KKS-Ⅱ)が入った。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum