- GT500クラス 平手晃平(#3CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)
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正直すごく嬉しいです。今年日産に移籍して、速さはありましたが結果に繋げられないレースがここ2、3戦続いていました。苦しい状態でしたが、チームが一生懸命結果を残そうという気持ちで菅生大会に来たので、素晴らしい勝ち方ができて、今シーズンGT-Rの初優勝、チームにとってもGT500初優勝となったので、貢献できたことを嬉しく思っていますし、関係者の皆さんに感謝しています。
スタート前、雨が降り続いていたので、周りの状況を見ながら、自分たちの経験を踏まえベストなタイヤ(インターミディエイト)を履いて行くことにしました。それが功を奏して前半も良いペースで前を追いかけることができ、後半のフレッド(マコヴィッキィ選手)にも良いアドバイスができました。今日のチームの仕事は100点満点を付けたいと思います。ありがとうございました。 - GT500クラス フレデリック・マコヴィッキィ(#3CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)
- 最高です。過去3レースはクルマは良かったのですが、細かいところが詰め切れずにいました。GT500はレベルが高く、表彰台に登ることは難しいのですが、今回は細かいところまで完璧でした。僕たちの雨のペースはパッケージ全体が非常に良かった結果だと思います。セーフティカーが入って、すべてのクルマのタイヤが冷えた状態になりましたが、リスタートしてからのタイヤマネジメントも上手くいきました。タフなレースで実力を出すことができたと思います。日産、ミシュランに感謝します。1シーズン8レースのなかで1つでも勝つのは大変難しいことですが、それを達成できて大変光栄に思っています。
- GT300クラス 高木真一(#55ARTA NSX GT3)
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予選2位からのスタートで雨では良いポジションだと思いましたが、それに加えてポールのスバル、3位の25号車(ホッピー86)がスリックタイヤを履いていたので、このまま雨が続けばマージンができると思いました。まだ小雨でライン上もドライのところがありましたので、これは何が起きてもおかしくないという状況でしたので、10~15周までは特に左側のタイヤをいたわり、4号車との差を10秒くらいにキープしながら走りました。ミニマムのピットイン周回を過ぎたあたりからペースを上げて、タイヤを使い切るまでフルプッシュしました。セーフティカーが入る前にピットインできたことも良かったと思います。ブリヂストンタイヤのパフォーマンスも高かったです。
(これでシリーズを15点リードしましたが)もう10数年チャンピオン取ってないので、(最終戦の)もてぎも何かあるんじゃないかという気がしてますが、2位が新田さんというのも嬉しいですね。オッチャン同士頑張ろうかなと思います(笑)。 - GT300クラス 福住仁嶺(#55ARTA NSX GT3)
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この優勝は僕にとってスーパーGTレース初優勝なので素直に嬉しいです。高木さんが上手くレース運びしてくれ、僕に引き継いだときにはタイヤを4輪交換しましたが、そのタイミングで雨が降ってきたので、タイヤをなかなか暖められずに5周ほど辛い状況が続きました。その後はタイヤも発熱して後ろも離れていったのですが、(今度は)燃費の問題が出てきたので、燃費走行をして、大丈夫ということになってからプッシュしました。最後までクルマを運ぶことができ、優勝という形で終えることができ皆さんに感謝します。
GTというカテゴリーはミラクルがあるので、(最終戦は)しっかり最後までレースをしてチャンピオン取れるよう頑張ります。
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI