SUPER GT

SGT:第1戦岡山GTA定例会見 DTMとのジョイントイベントはハンコックタイヤのワンメイクに

スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は4月14日、第1戦「岡山GT300kmレース」が開催されている岡山国際サーキットで定例記者会見を開催した。
今回の会見では、3月29日付で発表されたDTMとのジョイントイベントについてや、10月に開催されるF1日本グランプリのサポートイベントとしてFIA-F4が開催されることなどが明らかにされた。

DTMとのジョイントイベントは11月23-24日に富士スピードウェイでの開催が決まっており、現在GTAと富士スピードウェイでプロジェクトチームを結成し、レギュレーションやタイムスケジュールの策定などの準備を進めているとのこと。DTMが5月にホッケンハイムで開幕するため、そのスケジュールの合間を縫ってITRともスポーティングレギュレーションの調整を行なっている。基本的にはDTMのレギュレーションを推奨する形になり、まずはDTM最終戦に国内メーカーのテスト車両を持ち込んで参戦することになるという。

タイヤについては現在DTMで採用されているハンコックのワンメイクとなる。これはDTMとハンコックタイヤの間で締結された契約によるもので、これをスーパーGT側が受け入れた格好だ。すでに先日富士で行われた合同テストの中で国内3メーカーにテスト車両を選定してもらい、各2セットずつを使用して30分間の走行を二日間実施したという。使用されたのは#23MOTUL AUTECH GT-R、#1RAYBRIG NSX-GT、#37KeePer TOM'S LC500の3台。まずはロングストレートを持つ富士での300km/h以上のトップスピードに対する現行のパフォーマンスの確認が行われている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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