SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習 前年王者の#1レイブリックNSXがトップタイム。

2019スーパーGT開幕戦「岡山GT300kmレース」の公式練習が4月13日、岡山国際サーキットで行われた。GT500クラスではセッション終盤にコースレコードを上回るタイムが相次いで記録され、ディフェンディングチャンピオンの#1山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)が1’17.779でトップタイム。2番手には#24高星明誠/ヤン・マーデンボロー組(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)が1’17.916で続いた。GT300クラストップは#52脇阪薫一/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBマークX MC)で1’25.248だった。

GT500クラスが現行規定で戦われる最後のシーズン、2019オートバックス スーパーGTがついに開幕。大会初日は朝から好天に恵まれ、多くの観客が早くからスタンドに集まってきた。例年に比べて気温はやや低めだが、日が高くなるにつれて次第に春らしい陽気になってきている。絶好のレース日和の中、スーパーGTの朝の公式練習は午前8時50分より105分間で行われた。

午前9時55分には#88小暮卓史/元嶋佑弥組(マネパ ランボルギーニ GT3)のコースオフ、10時10分には#64ナレイン・カーティケヤン/牧野任祐組(Modulo Epson NSX-GT)と#7藤井誠暢/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(D'station Vantage GT3)の接触があり、車両回収のため二度の赤旗中断があったものの、いずれもダメージは軽微であり、各チーム午後の予選と明日の決勝に備えて入念な走り込みを行なった。

大型遺跡の相次いだGT500クラスは、占有走行で上位6台が従来のコースレコード(1’18.129 平川亮/#37KeePer TOM’S RC F 2016年予選Q2)を上回るタイムを記録、ディフェンディングチャンピオンの#1レイブリックNSXに続いて新たにヤン・マーデンボローを迎えた#24コンドーレーシングが続き、ホンダNSXとニッサンGT-Rが僅差で上位に並んだ。レクサス勢の最上位は#6大嶋和也/山下健太組(WAKO'S 4CR LC500)の7位だったが、トップとの差はわずか0.412だ。

GT300クラスはマザーシャシーの#52埼玉トヨペット Green Braveがトップにつけ、FIA-GT3の#96新田守男/阪口晴南組(K-tunes RC F GT3)が2番手と、こちらも接戦だ。

スーパーGT第1戦の公式予選はこのあと午後2時45分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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