Japanese F3

FJ3:第15戦SUGO決勝 宮田莉朋が独走で今季5勝目

 全日本F3選手権第15戦は28日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、ポールポジションからスタートした宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が独走優勝、今季5勝目を飾った。

25周の決勝がスタートした 優勝は宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM\'S F317) 決勝2位はサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3) 決勝3位は小高一斗(カローラ中京Kuo TOM\'S F317) トップでゴールする宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM\'S F317) 優勝した宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM\'S) 決勝2位のサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark) 決勝3位の小高一斗(カローラ中京Kuo TEAM TOM\'S) 表彰式

 第14戦終了後、SUGO上空には青空が広がった。相変わらず蒸し暑い中、午後2時20分、12台が参加して今大会最終レースのフォーメーションラップが始まった。

 ポールポジションの宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は好スタート。予選順位通りに2位・サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)、3位・小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が続く。予選4位のエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)に、同5位のハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark F3)が2コーナーでアウトから並びかけるが、この2台は接触。それでもコースにとどまり、この順位のままレースを続行した。6位には大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が続く。

 ここからレースを圧倒したのはトップの宮田。毎周0秒5ほど速いペースでフェネストラズを引き離し3周目には3秒強、4周目にはこのレースのファステストラップとなる1分14秒899をたたき出し、9周目には4秒強と独走態勢に持ち込んだ。終わってみれば25周を走って、2位以下を5秒弱離し、独走優勝を飾った。

 2位のフェネストラズは宮田には離されたものの、3位の小高よりはペースは良く、単独走行でこの順位のままゴールした。

 小高は4位のアーメドを引き離しながらレースを進めていたが、15周目の1コーナーで止りきれず縁石にマシンを乗せタイムをロス。アーメドに迫られる場面もあったが、順位を守って3位でゴールした。

 4位にはアーメドが、5位にはニューウェイが入った。大湯は終盤ニューウェイとの差を詰めたが届かず、6位でゴールを迎えた。

 25周と長丁場のレースだったが、終わってみれば1~7位が予選順位のままチェッカーを受けるという単調な展開となった。

 次大会は8月17日・18日、ツインリンクもてぎに舞台を移し、第16,17,18戦が開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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