Gr.2のC、Dドライバーの走行中、オイルが出た車両があり、その後のセッションがオイル処理のために15分ほど遅れ、10時50分から予定されていたGr.1の公式予選も11時05分から行われることとなった。
日曜日に決勝レースが予定されている、ST-X、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラスのGr-1の予選セッション。
Aドライバーの予選ではSTXクラスの#777 D’station Porscheの星野敏が1分21秒613とし、#3 ENDLESS GT-R のYUKE TANIGUCHIが22秒904で2番手、#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの浜野彰彦が22秒976で3番手につける。
ST1クラスは#31 Nissoku Porsche 991 GT3 cupのJACKが28秒328でクラストップ、以下TCRクラスの#65 L&JR Mars Audi RS3 LMSの今村大輔が29秒986、ST3クラスは#39 ADVICS TRACY RC 350 TWSが30秒854、ST2クラスは#59 DAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学が32秒084でそれぞれセッションのトップタイムを記録した。
10分のインターバルで行われたBドライバーのセッションでは、STXクラスの#777の荒聖治が20秒670でトップタイムをマーク。これで、文句なしにABドライバー合算でもPPを獲得することとなった。ST1クラスは#47 D’station Porsche cupの織戸学が25秒917としてセッションのトップに。合算ではピットレーン出口の白線カットのペナルティにより、ベストラップが削除された#31を上回り#47がST1クラスのPPとなった。
TCRクラスは#98 FLORAL CIVIC TCRの加藤寛規が27秒810のコースレコードをたたき出し、クラスポールを獲得。
ST3クラスは#68埼玉トヨペットGreenBraveGRSPORTマークXの脇坂薫一が30秒544として、合算でもクラストップに浮上。ST2クラスは#6新菱オート☆DIXCELエボXの菊地靖が31秒034でクラストップタイムをマークし、合算で#59を逆転してクラスPPとした。
決勝レースは、日曜日の午後2時から3時間の予定で行われる。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA