開幕戦の鈴鹿ラウンドから4週間、スーパー耐久はその舞台を宮城県のスポーツランドSUGOに移した。
残雪の蔵王連山をのぞむ、冷たい風が吹き抜ける晴天のドライコンディション。今回も、昨年と同様に土曜日にST4、ST5クラスのGr-2の決勝レースが3時間で行われ、日曜日にST-X、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラスのGr-1の決勝レースが同様に3時間で行われるスケジュールとなっている。
土曜日、まずは午前8時30分から今日の午後に決勝レースの行われるGr-2の公式予選が行われた。A、Bドライバーの15分ずつの公式予選が行われる予定となっていた。
Aドライバーの予選ではST4クラスの#86 TOM‘S SPIRIT 86の松井孝允が1分32秒559を、マークしトップ。2番手に#55 Sunoasia田中建築86のたしろじゅんが32秒930で2番手、3番手に#29 T’s CONCEPT 小倉クラッチ86の佐々木雅弘が33秒055とした。
ST5クラスは#66 odula IdiaMAZDAデミオ15MBの橋本陸が40秒788でクラストップとした。
約10分のインターバルで行われたBドライバーの予選では、#86の坪井翔が32秒402とトップタイムをマーク、#54 TC CORSE iRacing RDADSTERの堤優威が33秒145で2番手、#13 ENDLESS 86の高橋翼が33秒467で3番手とした。
ST5クラスは#66の霜野誠友が40秒526のタイムでクラストップをマークした。
ABドライバーの予選タイムの合算でグリッドが決定されることとなっているスーパー耐久の公式予選。このため、ST4クラスは#86がポールポジション。ST5クラスは#66がクラスのポールポジションをマークしている。
決勝レースは、午後2時25分から3時間の予定で行われる。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA