岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦岡山決勝 大島和也が開幕から4連勝で早くもシリーズチャンピオンを決める

 今年もサマーフェスティバルの時期がやってきた。若干風はあるものの、まだまだ暑い岡山国際サーキット。第3戦までの台数より約4倍も多い21台が参戦、賑わいを見せている。予選はシリーズ3連勝中の #2大島和也がポールポジションをゲット、フロントロウにはベテラン #57吉田宣弘と、両者が1分39秒台に乗せた。3番グリッドには #22入山翔、続いて #6菊池宥孝、#12中村賢明、#16 Kim Kang du の順に並ぶ。

照り付ける日差しが強い13時44分、12周の決勝スタートが切られる。その直後、多重クラッシュが発生しオープニングからSCが入る波乱の幕開けとなった。#2大島を先頭に #57吉田、#6菊池の順でストレートへ帰ってくる。3周目に入るところでSCが退き、ここからが事実上のスタートといった感じか。トップの #2大島は、2番手の #57吉田を徐々に引き離していく。中盤、#6菊池、#34荒川麟、#70徳升広平による3位争いが激しく繰り広げられたが、ここは #6菊池が一歩リードし、#34荒川と #70徳升の4位争いが接近戦と化していく。

#2大島は #57吉田に約4秒差でチェッカーを受け、4連勝を成し遂げ早々にシリーズチャンピオンに輝いた。#57吉田に0.57秒まで近づいた #6菊池が3位表彰台を獲得、一旦5番手に後退した #34荒川が4位に、続いて#70徳升の順でゴールしている。

 

優勝&シリーズチャンピオン決定 #2 大島和也(レクシィwithMDI/KRSKKS-Ⅱ)
「予選は上手くまとめられました。スタートで緊張して吉田さんに先に行かれるかと冷や冷やしましたが、ホールショットを奪うことが出来て流れに乗れました。しかしその直後にSCが入り、マージンは築けませんでしたね。今回は台数が多くて楽しかったです。チャンピオン獲れました! 明日の第5戦も優勝できるように頑張ります」
2位 #57 吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)
「好スタートは切れたんですけどね。序盤に仕掛ける予定が、SC導入で計算違いになってしまいました。今日はポジションキープ、明日はニュータイヤで大島君を捉えたいと思います」
3位 #6 菊池宥孝(ラインアップ KRS KKSⅡ)
「予選では吉田さんに離されていたのですが…。決勝は後半にかけて調子が出てきていたので、あと数周回あったらよかったなと思いました。乗りやすくなったので、明日に期待しています!」
Text: Akiko SONODA
Photo: Photo: Koji IKEDA


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