Japanese F3

JF3:第4戦、第5戦鈴鹿公式予選 コースレコード続出の接戦を制し、#23高星が2連続ポール!!

全日本F3選手権第4戦、第5戦の公式予選が4月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、2年ぶりのフル参戦となった#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)がコースレコードを大幅に上回るタイムで2連続ポールを達成した。

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4月1日に岡山国際サーキットで開幕した全日本F3選手権は早くも第2大会を迎えた。
今季はスリーボンドエンジンのカムバック、メルセデスエンジンの参戦とバラエティに富んだラインナップで開幕戦から激しい戦いが演じられている。
午前8時50分から30分間で行われた鈴鹿大会の公式予選も、序盤からコースレコードが更新されるなど、例年以上に激しいタイムアタック合戦が展開された。

最初にレコードを更新したのは参戦2年目の#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。従来のレコードである1'51.575を上回る1'51.502を最初のアタックで記録してみせた。
ところがその直後、チームメイトの#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)がエンジントラブルによりコース上で白煙を吹き上げてストップ。場所はヘアピンの先、200Rの手前だ。これにより予選は赤旗中断となった。

走行再開は午前9時5分。
ところが走り始めてすぐに今度はNクラスの#5アレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)がスプーンカーブ二つ目でコースオフ、2回目の赤旗中断となってしまう。
このため予定時間を1分延長し、午前9時14分より残り7分間で走行が再開されることになったが、この最後の7分間は各ドライバーが最初の坪井のタイムを上回り、めまぐるしく順位が入れ替わる接戦となった。
まずは#12アレックス・パロウ(ESP THREEBOND)が1'51.627、1'51.394とタイムを縮めてきた。続いて坪井も1'51.082を叩き出す。
しかしチェッカーが提示されたその直後、高星が1'50.999と唯一の1分50秒台を記録してトップに躍り出た。
高星はセカンドベストでも1'51.159を記録しており、第4戦、第5戦ともにポールポジションを獲得。
2番手には第4戦が坪井、第5戦は#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)がつけた。

Nクラスは第4戦が#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)、第5戦は#30DRAGON(B-Max Racing F306が予選トップだった。

全日本F3第4戦決勝はこのあと午後4時30分から12周、第5戦は明日午後4時5分から17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI


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