Japanese F3

JF3:第2戦岡山決勝 スリーボンドエンジン5年7ヶ月ぶりの勝利!!#12パロウが来日初優勝。

f3-rd2-r-start

f3-rd2-r-start-n

f3-rd2-r-12

f3-rd2-r-23

f3-rd2-r-2

f3-rd2-r-36

f3-rd2-r-77

f3-rd2-r-22

f3-rd2-r-5

f3-rd2-r-55

f3-rd2-r-winner

f3-rd2-r-podium-n

f3-rd2-r-podium

全日本F3選手権第2戦「スーパーF3レース in 岡山」決勝が4月2日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#12アレックス・パロウ(THREEBOND)が#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)の追撃を振り切り、早くも来日初勝利を挙げた。
Nクラスも#77霜野誠友(CMS ADVANTECH F306)が今季初勝利をものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ)

岡山大会二日目は朝から快晴に恵まれ、肌寒かった気温も徐々に上昇してきた。
そうした中F3第2戦決勝は午前10時35分より18周で行われた。

抜群のスタートを決めてトップに立ったのは予選3番手の高星。
ポールシッターのパロウは予選4位の#1坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)にも抜かれて一時は3位に後退してしまう。
一旦はトップに立った高星だったが、今シーズンから採用された新しい空力パッケージ(ノーズコーン先端のローダウン、フロントウィングの拡幅、フロアパネルの形状変更)の影響もあってか本人の予想以上にスリップストリームが効いたようで、バックストレッチからヘアピンにかけて坪井と2台で激しいドッグファイトを展開することになり、その間隙を縫ってパロウがトップを奪い返してコントロールラインに戻ってきた。
2位には高星がつけ、予選6位の#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)が3位に浮上、#1坪井、#36宮田莉朋のトムス勢と接戦を繰り広げていく。

その後はパロウが徐々に高星との差を広げていく展開に。
高星も6周目、9周目、10周目、15周目とパロウのラップタイムを上回って食い下がるが、パロウは13周目と18周目にファステストラップを更新するハイペースで付け入る隙を与えず、最後は2.994秒差で逃げ切って来日初優勝を達成。今季から再び全日本選手権にカムバックしてきたスリーボンドエンジンに2011年8月の第10戦岡山以来5年7ヶ月ぶりの勝利をもたらした。
2位は高星。
接戦の3位争いはファイナルラップのダブルヘアピン一つ目で大津に並びかけてきた坪井を大津が立ち上がりで押し出す格好になり、坪井はそのままコース脇にストップ、大津はそのまま3位でチェッカーを受けたものの、レース後に40秒加算のペナルティを受けて7位に後退、この結果宮田が3位に繰り上がることなった。

Nクラスは予選トップの#77霜野が後続を大きく引き離してF3初優勝を達成。
予選クラス6位から序盤の混乱を縫って順位を上げた#5アレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)が2位でチェッカーを受けたが、こちらも他者との衝突による40秒加算のペナルティを受けて4位に後退。
その結果、エンジン始動に手間取ってピットスタートとなりつつもクラス3位まで順位を挽回してきた#22長谷川綾哉(Alb新潟第一ホテルSuger)がクラス2位に、4位でフィニッシュした#55久保田克昭(Planex スマカメ・F308)が3位を獲得することになった。

第3戦決勝はこのあと午後3時10分より18周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース