- GT500クラス 安田裕信(#12カルソニックIMPUL GT-R)
- 「今年はポールポジション取りながら結果に結びついていなかったので、久々の優勝は嬉しいですね。まさかのセーフティカーでしたが、リスタート後もJPがプッシュしてマージン築いてくれたので、あとはクルマ、エンジン、タイヤを労わりながら走るだけでした。ただ、どうしても不測のトラブルのことを考えてしまって、走りながら早く終わってくれないかなと思っていました(笑)。ライバルと考えていた46号車が消えたのも大きかったかもしれません。次の鈴鹿は去年も重いクルマで結果出していますので、まだポイント差はありますが、差は縮まったことを前向きに考えて臨みたいと思います」
- GT500クラス ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#12カルソニックIMPUL GT-R)
- 「入らないでほしいと祈っていたセーフティカーが入って、せっかく築いた11秒のマージンがリセットされてしまいました。でも、リスタートも上手くいき、再度マージンを築いて安田選手に繋ぐことができました。クルマに関しては何も心配することはなかったですね。我々にとって今回のポイントは非常に大きいと思います。鈴鹿はいけると思っていますので、残るレースもこの流れでポイントを稼いで、1号車との差を詰めていきたいですね」
- GT300クラス 高木真一(#55ARTA BMW M6 GT3)
- 「富士はチームにとって運の良いサーキットですが、BMW M6はどのサーキットと相性が良いのか、まだ掴みかねているというのが正直なところです。富士は良いのですが、SUGOや鈴鹿はあまり良くないように感じています。それだけに、今回は是が非でも勝ちたいと思っていました。ただ、自分のパートではかなり追われていたので、小林選手も辛い思いをするだろうなと思っていました。ピットで築いてくれた6秒のマージンと、小林選手の頑張りが大きかったと思います。価値ある1勝です。次の鈴鹿はウェイト増えて厳しくなりますが、チーム一丸となってポイントを獲得したいと思います」
- GT300クラス 小林崇志(#55ARTA BMW M6 GT3)
- 「ここでは勝たないといけないと思っていました。昨日の予選から朝のフリー走行までかなり余裕を持ってトップタイムをマークしていましたが、レースはそうはいかなかったですね。これまでの優勝は割と楽なパターンが多かったのですが、今回は本当にキツい展開でした。ただ、こういうなかで勝てたことは、自分のレース人生にとっても非常に意義のあるものだと思います。記憶に残るレースになると思います。これでランキングトップに立ちましたので、チャンピオン獲得に向けてよりレベルアップしたいと思います」
Photo: Yoshinori OHNISHI