Japanese F3

JF3:第15戦SUGO決勝 優勝した山下健太がヤン・マーデンボローに対し2ポイント差に迫る。Nクラスはチャンピオン片山義章が貫禄の優勝

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 全日本F3選手権第15戦は24日、スポーツランドSUGOで25周の決勝を行い総合で山下健太(ZENT TOM'S F312)が、Nクラスで片山義章(Petit LM Racing)がそれぞれポールトゥウインを飾った。

 第15戦は午後2時40分に決勝スタート。上空には曇り空が広がり過ごしやすい中でフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのはポールシッターの山下健太(ZENT TOM'S F312)でトップで1コーナーに飛び込む。2位・千代勝正(B-MAX NDDP F3)、3位・ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)、4位・牧野任祐(TODA FIGHTEX)とここまで予選順どおり。予選5位の坪井翔(ZENT TOM'S F314)はスタートをミスして、石川京侍(TODA FIGHTEX)、大津弘樹(HFDP RACING F312)の後ろ、7位まで順位を落とした。

 トップに立った山下は後続を突き放しにかかる。1周目に1秒7差とすると徐々に後続を離し、15周目には6秒以上のギャップを築いた。

 2位の千代と3位のマーデンボローは、1秒前後の差でレースは進行。決め手が無くマーデンボローは千代を攻略することができない。

 その後方では大津と坪井が接近戦を演じ、一時はストレートで並びかけるも大津にインを押さえられて坪井は前に出ることができない。

 レースが膠着状態となりこのままゴールを迎えると思われた16周目、2位を走る千代が最終コーナーでクラッシュ。このためここでセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。

 SCが退きレースは20周目から再開。上位陣は順位通りに1コーナーを通過するが、6位の坪井は大津に並びかけ5位に浮上。さらに坪井は24周目の1コーナーで前を走る石川のインにねじ込んでこれをパスして4位。最終ラップの最終コーナーでは前を走る牧野の失速を見逃さずストレートで並びかけゴール直前で3位に浮上しチェッカーを受けた。

 優勝は山下、2位・マーデンボロー、3位・坪井、4位・牧野、5位・石川、6位・大津となった。

 優勝とファステストラップで山下は選手権ポイントを93と伸ばし、2位に入ったマーデンボローの95に対し2ポイント差と迫った。

 Nクラスはポールシッターの片山義章(Petit LM Racing)がスタートからリード。2位には予選3位の植田正幸(Rn-sports F308)が浮上し、予選2位のDRAGON(B-Max Racing F306)は3位でレースを始める。

 片山は徐々に後続を引き離し独走。植田とDRAGONはドッグファイトを演じていたが10周目に植田のミスを見逃さずDRAGONが2位に上がった。SC後もこの順位は変わらず、優勝・片山、2位・DRAGON、3位植田となった。

 明日25日は第16戦決勝が午前8時30分より、第17戦決勝が午後1時30分より、それぞれ18周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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