F4西日本シリーズ

F4W:第4戦岡山決勝 牧野任祐が開幕から無傷の4連勝。シリーズチャンピオンも決める

 F4西日本シリーズは26日、岡山国際サーキットで第4戦の決勝を行い、ポールポジションからスタートした牧野任祐(DODIE制動屋ルーニーMYST・JSS)が15周・23分12秒005で優勝を飾った。牧野は今シーズンのシリーズチャンピオンも獲得した。

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 太陽が西に傾いたものの依然として猛暑の中、午後3時50分フォーメーションラップが始まった。

 ポールポジションの牧野任祐(DODIE制動屋ルーニーMYST・JSS)は無難なスタートを決めるも、予選2位の阪口晴南(サムテック丸三ミスト戸田パワー)は出遅れ、代って予選3位の金井亮忠(チームNATS・正義001)が2位に上がってきた。3位に落ちた阪口だが、すかさずヘアピンで金井を抜き返し予選順位を回復する。

 前戦第3戦で3位に入った予選4位の片山義章(Team EAGLE)は1コーナーでコースアウト。ピットには戻ってきたもののその場でリタイアとなった。

 牧野は1周目に2位以下を2秒0離して早くも独走状態。「1コーナーでイエローフラッグが出ていたので減速した」というもののその後も2位以下をぐんぐんと引き離し、折り返しの8周目にはその差を6秒弱まで広げる。そのまま無難に15周を走りきり、2位の阪口を9秒8離して優勝を飾った。

 2位の阪口は3位の金井より速いラップで周回したため単独走行でゴールを迎えた。3位の金井は序盤太田達也(佐藤製作所ミストKK-ZS制動屋)に迫られるものの徐々に引き離しこちらも単独でのゴールとなった。

 優勝した牧野は開幕から無傷の4連勝。選手権ポイントをフルの80ポイントとし、最終第5戦を残してシリーズチャンピオンを獲得した。すでにF4東シリーズのチャンピオンを決めているためこれで東西両シリーズのチャンピオンを獲得することとなった。

 第5戦は10月18日、鈴鹿サーキットに舞台を移し開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI


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