F4西日本シリーズは26日、岡山国際サーキットで第3戦、第4戦の公式予選を行い、ベストタイム、2ndベストタイムともトップタイムを記録した牧野任祐(DODIE制動屋ルーニーMYST・JSS)が両戦ともポールポジションを獲得した。
朝方、サーキット上空を覆ってた雲も徐々にはけ、夏の太陽が顔をのぞき始めた午前8時25分、15分間の公式予選が始まった。第3戦はベストタイムで、同4戦はセカンドベストタイムでグリッドが決定する。
序盤は金井亮忠(チームNATS・正義001)が1分33秒台で予選をリード。これを上回ってきたのが、5周目に1分31秒087をたたき出した牧野任祐(DODIE制動屋ルーニーMYST・JSS)。6周目には30秒933まで縮めると9周目にはさらに30秒806までタイムアップ。2位以下を1秒以上ちぎってポールポジションを確定した。2位にはスーパーFJとダブルエントリーでデビューレースとなった阪口晴南(サムテック丸三ミスト戸田パワー)が付け、3位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が続いた。
2ndベストタイムで決定する第4戦グリッドも上位3人は変わらず、牧野、阪口、金井の順となっている。
第3戦は午前11時10分に、第4戦は午後3時50分に決勝レースがいづれも15周で行われる。「2連勝してチャンピオンを決めたい」という牧野だが2連勝すれば文句なしに東日本シリーズに続いて、西日本のチャンピオンも決定する。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Hiroyuki MINAMI