F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選 牧野任祐が2位以下を1秒5離すタイムでポールポジション

 F4日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)が2位以下を1秒5離す2分2秒193とぶっちぎりのタイムでポールポジションを獲得した。

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 公式予選は午後2時35分より20分間で行われた。

 開始8分過ぎには阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)が2分2秒265でトップに立つ。これを加藤智(FEEL・RK01・TODA)が11分過ぎに2分4秒246で逆転すると、直後に阪口が2分3秒929でトップを奪い返す。

 ところが16分過ぎに一気にタイムを縮めてきたのが牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)。なんと2分2秒193とこれまでのトップ争いから1秒7も速いタイムでトップに躍り出た。さらに牧野はコースレコードの2分1秒888を更新すべく、次周のセクター1を最速タイムで通過。しかし勢い余ってデグナーでコースアウトを喫し、タイム更新はならなかった。

 阪口も終盤2分3秒702と若干タイムを詰めたものの、牧野は2位以下を1秒5ちぎってポールポジション決めた。2位には阪口が、3位には終盤タイムアップした根本悠生(GUNZE ZAP F108)が入った。

 4位は加藤、5位には栗原正之(テクノ ハヤブサ リターンズ)が、6位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が続いた。

 決勝は明日6日、午後2時50分より10周で争われる。

ポールポジション 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)
f4-no1-q-makino  「コースレコードを狙っていたのですが、スピンしてしまいました。あしたもレコードを更新したいです。フロントタイヤの暖まりが遅いんですが、スタートに集中して、あとは自分との戦いですね。全勝優勝できるようにがんばります」
予選2位 阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)
f4-no1-q-sena  「このクルマに乗ってから時間がなかったのでセットアップとか、トラブルもあるしまだまだ上げていくところはあります。タイムは離されるのはわかっていたので、どこまで近づけるかというのを目標にしていましたが、まだまだ全然足りないです。残り1ヒート精いっぱいがんばります」
予選3位 根本悠生(GUNZE ZAP F108)
f4-no1-q-nemoto  「昨日トラブルが多くて、今日はぶっつけでした。セットも煮詰まってないし、ドライバーとしての技量も合わせ切れてないです。タイヤも暖め切れませんでした。牧野選手と1秒8離されたのは向こうは何かつかんで、こちらはつかみ切れてないんだと思います。決勝に向けてそこを見つけられるように今からエンジニアと話し合います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI


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