Archives

  • [—]2020 (85)
  • [+]2019 (579)
  • [+]2018 (552)
  • [+]2017 (564)
  • [+]2016 (639)
  • [+]2015 (714)
  • [+]2014 (655)
  • [+]2013 (623)
  • [+]2012 (621)
  • [+]2011 (484)
  • [+]2010 (554)
  • [+]2009 (522)
  • [+]2008 (467)
  • [+]2007 (596)
  • [+]2006 (530)
  • [+]2005 (460)
  • [+]2004 (304)
  • [+]2003 (454)
  • [+]2002 (454)
  • [+]2001 (217)
  • [+]2000 (408)
  • [+]1999 (376)
  • [+]1998 (465)
  • [+]1997 (424)
  • [+]1996 (1)
  • [+]1995 (425)
  • [+]1994 (411)
  • [+]1993 (423)
  • [+]1992 (519)
  • [+]1991 (423)
  • [+]1990 (250)
  • [+]1970 (1)

ニュース内検索

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO決勝 ルーキー野尻智紀、涙の初優勝!

 全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第6戦は、28日、快晴の宮城県・スポーツランドSUGO(1周・3.704256km)で決勝(68周)を行い、予選2位スタートの#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40T SF14)が、参戦初シーズンで見事な優勝を飾った。
 注目のチャンピオン争いは上位陣の脱落で、2位フィニッシュの#37中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SF14)がポイントリーダーになり、決着は最終戦鈴鹿に持ち越されることとなった。(入場者数 予選日:6,200人、決勝日:11,000人)

sf_r06_r-start1

sf_r06_r-start3

sf_r06_r-start5

sf_r06_r-19_crash

sf_r06_r-40c

sf_r06_r-37b

sf_r06_r-8b

sf_r06_r-40_goal

sf_r06_r-podium_nojiri

sf_r06_r-podium_nojiri-nakajima

sf_r06_r-podium_s-fight

sf_r06_r-top3-directer2

 サーキット上空は抜けるような青空。気温は27度と9月末の東北地方としてはやや暑さを感じる天候となった決勝日。1周のフォーメイションラップの後、午後3時5分、20台のSFマシンが一斉にスタート。

 アクシデント続きだったこの週末。例に漏れず決勝レースもオープニングラップから大波乱となった。2コーナー立ち上がりで、スタートを失敗した#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S SF14)と#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)がもつれるようにクラッシュ。シリーズチャンピオンを争う2人が早々に消えてしまった。このアクシデントに#34伊沢拓也(DRAGO CORSE SF14)も巻き込まれ、ここで3台がリタイアしてしまう。

 1周目からセーフティカー(SC)ランとなったレースをリードしたのは、最初のスタートで見事なダッシュを見せトップに立っていた#40野尻。これに#3ジェームス・ロシター(フジ・コーポレーションKONDO SF14)、スタートを失敗した#1山本尚貴(TEAM無限SF14)が続く。
 トップ#40野尻は周回を重ねる度に、#3ロシターとの差をジワリ、ジワリと開いていき、15周を費やして2秒のマージンを築いた。

 しかし、この#40野尻の努力も、16周目に起きたアクシデントにより泡と消える。7位を走行していた#10塚越広大(HP SF14)が最終コーナーで姿勢を崩してアウト側のバリアにクラッシュしてしまったのだ。これにより2度目のSCランとなるが、このタイミングで上位陣は相次いでピットイン。ここでの作業時間が順位に大きく影響し、タイヤ4本を交換した#3ロシターと#1山本は順位を落とし、タイヤ無交換作戦を敢行した#37中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SF14)と#8ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)は順位を上げた。#40野尻もリア1本の交換に留めたため順位をキープしてコースに復帰した。

 この混乱のなかで漁夫の利を得てレースをリードすることになったのが、#39国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)と#18中山雄一(KCMG Elyse SF14)。ピットインをしていない2人は、給油を済ませた上位陣を尻目に、この後レースをリードし続ける。

 折り返しの34周時点の順位は、#39国本、#18中山(雄)、#40野尻、#37中嶋(一)、#8デュバル、#3ロシター、#31中嶋(大)、#38石浦、#1山本、#2中山(友)の順。中盤から後半にかけては、前半の混乱に比べると至って静かな展開となった。

 こう着状態の続くレースの焦点は、#39国本と#18中山の燃料が持つのかという点に絞られた。2人は終盤にベストラップを更新しながら快調に周回を続ける。我慢の燃費レースから最初に脱落したのがトップ#39国本。59周を終了したところで堪えきれずにピットイン。10位まで順位を落とす。これでトップとなった#18中山は3秒後方に#40野尻を従えて快走。昨年ともにF3を戦ったルーキーコンビがレースをリードするという異例の展開となった。

 しかし、#18中山のトップは残り3周半で終わりを告げる。ぎりぎりまで粘ったものの65周目のバックストレートでついにガス欠でスローダウン。その座を#40野尻に明け渡す。

 ルーキーらしからぬ走りを見せた#40野尻は、後方から迫る#37中嶋との差を冷静に計算し、最後はラップタイムを落として残り3周を走り切りチェッカー。自身の初優勝とともにホンダエンジンにも今季初勝利をもたらした。
 僅か6戦目、トップフォーミュラにステップアップしたシーズンに初優勝を飾るという離れ業をやってのけた野尻は、ウィニングラップにヘルメットの中で涙を流し続け、マシンを止めてからも暫く降りることができなかった。表彰台でも一人緊張の面持ちで、初々しさを感じさせる爽やかな勝利となった。

 注目のチャンピオン争いは、2位に入った#37中嶋が33ポイントでリーダーになった。最終戦は2レース制のため、#19オリベイラ(29p)、#36ロッテラー(26.5p)、#8デュバル(26.5p)、#38石浦(23p)、#3ロシター(20.5p)、#39国本(17p)まで、7人がチャンピオンの権利を持って最終戦に臨むことになった。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース