スーパーカーレースシリーズ第9戦は2日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で公式予選を行い、A・Bドライバー合算タイムで、カテゴリーⅡのナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)が総合とカテゴリーⅡのポールポジションを、飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier Direction 458GT3)が、カテゴリーⅠのポールポジションを獲得した。
梅雨が明けたとはいえ、岡山国際サーキットは早朝から小雨が降ったりやんだり。路面はちょい濡れ。直前プログラムのN-ONE予選で赤旗が2度提示されたため、予選は12分遅れて午前10時47分より開始された。Aドライバー15分間、5分のインターバルでBドライバー15分間のアタックとなる。
Aドライバー予選は全車ドライタイヤを履いてコースイン。小雨で始まった予選だったが、徐々に雨脚が強くなり、序盤のタイムでグリッドが決まることとなった。Bドライバー予選は全車ウエットタイヤを履いてコースイン。雨脚はさらに強くなり中盤からは本降り。コースアウトするマシンも続出した。
そんな中、総合のポールポジションを奪ったのはなんとカテゴリーⅡの佐々木孝太/ナオリュウ組(AGE-AGE-458)。Aドライバー佐々木が千分の1秒差で2位に付けると、Bドライバーのナオリュウも2位。トータル3分35秒369で2位以下を0秒6差ちぎった。
予選2位はカテゴリー1の飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier Direction 458GT3)が、予選3位にもカテゴリーⅠの奥村浩一/竹内浩典組(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)と続いた。
第9戦決勝は本日2日、午後14時20分より50分で争われる。
総合&カテゴリーⅡのポールシッター佐々木孝太/ナオリュウ組(AGE-AGE-458)のコメント
- 佐々木孝太
- 「雨が降り始めていたので早い目に出てスリックでタイムを出そうと思いましたが、思いの外ぬれていてちょっとやばかったです。雨はどんどん強くなると思っていたので狙い通りです」
- ナオリュウ
- 「最初のほうでタイムを出しましたが、後半もタイムはあまり変わりませんでした。コースアウトしないように心がけて踏めるところは全開で踏んでいました」
Photo: Hiroshi ICHIMURA
Yoshinori OHNISHI