Super Car Race Series

SCR:第6戦岡山決勝 C1は土屋武士/ラム・ユー組が、C2はナオリュウ/佐々木孝太組が優勝

 スーパーカーレースシリーズ第6戦は15日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で決勝を行い、カテゴリーⅠの土屋武士/ラム・ユー組(BuddyClub FIST AMG SLS GT3)が31周・50分34秒901で優勝した。カテゴリーⅡは、ナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)が優勝。開幕からの連勝を6と伸ばした。

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 昨日に続き梅雨の晴れ間が広がった岡山国際サーキットで午後1時55分、カテゴリーⅠ・3台、カテゴリーⅡ・5台が参加してローリングラップが始まった。

 スタートを制したのは昨日勝利し、ポールシッターとなった白井剛/青木孝行組(GNET MAKERS ADVAN NISSAN GT-R)の青木。2位には土屋武士/ラム・ユー組(BuddyClub FIST AMG SLS GT3)のユーが付ける。両陣営、スタートドライバーを入れ替え、昨日と逆の展開となった。

 青木はユーより1~2秒速いペース走り、13周目に22秒離したところで、ユーがピットイン。青木は5周多く周回して、全車ラップ遅れにした18周目にピットイン。ユーが1分15秒、青木が1分20秒の規定停止時間でピット作業を行い、ドライバーがそれぞれ土屋、白井に交代した。

 白井は土屋の26秒前でピットアウトするが、アウトラップの関係で19周目には土屋との差が19秒に縮まる。ここから土屋は白井に対して時には2秒以上速いタイムを刻み、ぐいぐいとその差を詰め始める。27周目にはテールトゥノーズとなり、28周目のヘアピンで土屋がインから白井を差し、ついにトップに躍り出た。

 土屋はこのまま50分を走りきり、31周目にトップでゴールした。2位には白井が、3位には阪口良平/ハン・チェン・チェン組(BuddyClub RSTRADA NISMO GT-R GT3)が入った。

 カテゴリーⅡは、昨日とスタートドライバーを入れ替えたナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)の佐々木が序盤から2位以下を置き去りにしてレースをリード。大量のマージンを築いて15周目にナオリュウにバトンを渡す。

 ナオリュウは17周目には2位以下に21秒あった差をさらに広げ、最終ラップでは、周回遅れのチームメート草野健(AGE AGE 430ch)を待って、2台ランデブーでチェッカーを受ける演出まで行い、30周をゆうゆうと走って開幕からの連勝を6と伸ばした。

 2位でレースを始めたのは山脇大輔/植田正幸組(炙りや秀苑・シフト997GT3)の植田だったが、4周目には白坂卓也/林学組(Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3)の白坂が2位に上がる。白坂は13周目に、植田が15周目にピットインし、ドライバーをそれぞれ林、山脇に交代すると、山脇が前に出て2位を奪い返す。林は、19周目には武井真司/堀田誠組(BINGO SPORTS997)の堀田にもパスされ3位に落ちてしまった。

 山脇は、25秒ほどあった3位堀田との差を保ちながら29周を走って2位でゴール。3位には堀田が入った。

 次大会、第7、8戦はスポーツランドSUGOに舞台を移し、7月5~6日に開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA


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