SUPER GT

SGT:公式テスト岡山セッション3 トップタイムは#12カルソニックGT-R

岡山国際サーキットで行われているスーパーGT公式テストは3月16日、第二日目を迎えた。
この日も午前中に120分間のセッション3が行われ、#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が1'21.442でトップ。GT300クラスは#55ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)が1'27.998でトップだった。

岡山での公式テストは二日目も好天に恵まれ、早朝から多くのファンが観戦に集まった。
セッション3は午前9時よりセーフティーカーランの訓練を10分間行った後、9時10分に開始された。
各チームとも精力的に周回を重ね、60周以上も消化するチームもある中で、#23モチュールGT-Rが残り40分のところでダブルヘアピンにストップ。わずか35周の走行に留まった。
それでも32周目には1'21.878を記録しており、23号車は4番手につけている。
なお、この23号車のトラブルにより、赤旗が提示され、セッションは約5分中断されることとなった。

午前10時36分にセッションは再開されたが、残り5分というところで今度は#48Dijon Racing GT-Rが1コーナーで飛び出したため、2度目の赤旗が出されることになった。結局セッションはこのまま終了となり、GT500クラスは昨日のセッション2でトップタイムを記録した#12カルソニックGT-Rが1'21.442を23周目に記録してトップとなった。2番手には1'21.462と僅差で#6エネオスRC-Fが続き、#37KeePer RC-Fが3番手と、上位にはニッサンGT-RとレクサスRC-Fがほぼ互角の状態で並ぶ。昨年王者の#1ZENT RC-Fは6番手だ。

一方のホンダ勢は#18ウイダーNSXコンセプトGTの7位が最高とやや苦戦か。
勿論テストメニューの違いもあるため、この序列だけで判断することは出来ないが、午後での巻き返しに期待したいところだ。

GT300クラスは昨日のプリウスに続いて今日は#55ARTA CR-Zがトップタイムを記録。昨シーズンに続いてJAF-GTのハイブリッドカーが速さを見せつけているが、2番手以下には#11ゲイナーSLSを始めFIA-GT3勢が続く。
今季から性能調整の運用方法が変わるため、昨年のようにJAF-GT勢が予選で圧倒することは無くなるかも知れない。

スーパーGT公式テストはこのあと午後1時30分より15分間のスタート練習と、120分間のセッション4を行い、日程を終了することになる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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