SUPER FORMULA

SF:JRPがスマイルキッズイベントを茂木町で開催 嵯峨宏紀がサタデーミーティングで実施報告

とちぎル・ボーセからスーパーフォーミュラに参戦している嵯峨宏紀は8月23日、第4戦の行われているツインリンクもてぎで日本レースプロモーション(JRP)主催のサタデーミーティングに出席、今月19日に茂木町立茂木小学校で行われた「スマイル・キッズ at もてぎ」の実施報告を行った。

これまでJRPが進めて来たスマイル・キッズイベントも今年で3年目を迎えた。
昨年、一昨年は東日本大震災の復興支援という意味合いも含めて宮城県仙台市内の小学校で開催されて来たが、今回はツインリンクもてぎの地元での開催となった。 その目的は実際にレースの現場ではどのような仕事が行われているかを深く知ってもらうとともに、夢を追いかけることの大切さを伝えること、そしてモータースポーツに興味を持ってもらい、実際にサーキットへ足を運んでもらうことだ。

嵯峨によると、サーキットの地元とはいえ実際にレースを見たことのない子供が大半で、座学では退屈そうにしているが、講義の最後にエンジンを始動するとその迫力に驚き、興味を持つという。
実際、過去2年間の講義の後で行われたスポーツランドSUGOのレースでは、イベントに参加した子供からピットウォーク中に声をかけられることがたびたびあったという。

今回のイベントがどれだけの効果をもたらしたかは現時点では不明だが、嵯峨は「チームの地元のレースですから、Q2、Q3に残ってポイントを獲得したい。子供の頃からレーシングドライバーを夢見続けてそれを実現した一人として、子供達に夢を追いかけることの大切さを伝えたい」と抱負を語った。

JRPでは今後もこうしたイベントを要請に応じて全国各地で展開していく考えだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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