Japanese F3

JF3:第11戦もてぎ決勝 #22高星がポール・トゥ・フィニッシュで今季3勝目 Nクラスは#6小泉が今季6勝目を挙げる

全日本F3選手権第11戦の決勝レースが8月24日、ツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#22高星明誠(B-MAX NDDP F312)が終始安定したペースで逃げ切り、今季3勝目を挙げた。
Nクラスは#6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が昨日に続いて連勝を飾った。

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第11戦決勝は午前11時より20周で行われた。
ポールからスタートした#22高星は最初の1コーナーで#7松下信治にインに並ばれたものの、なんとか押さえ切ってトップで1コーナーを抜けていく。
2番手の#7松下の後方からは昨日優勝の#1勝田貴元もアウトから迫って来ていたが、1コーナーで行き場がなく、一旦引き下がって3コーナーで再び#7松下に並びかける。 しかし松下はここでも一歩も引かず、#22高星、#7松下、#1勝田の順でオープニングラップを終える。

猛暑の中での20周の長丁場という悪条件ながら、今回のもてぎ戦を前にプライベートテストを実施したという高星は、その後も安定したペースで周回を重ね、最後まで後続につけいる隙を与えずにトップでチェッカーを受け、今季3勝目を挙げた。

#7松下は、終始コンマ8秒前後の差を保って高星を追い上げたが、今ひとつ決め手を欠いて2位のままフィニッシュ。
しかし#1山下健太がこのレースを6位を終えたことにより、3ポイントのビハインドから逆に3ポイントのリードを得てランキングトップに躍り出た。

#1勝田も序盤は松下を攻めたてたが、レースが後半に差し掛かってからはファステストラップを叩き出しながら追い上げて来た#23佐々木大樹を押え込む展開となり、そのまま3位でレースを終えた。

Nクラスは予選2番手からスタートした#6小泉がポールの#62久保凛太郎をかわしてホールショットを決め、そのまま逃げを打つ展開に。
#62久保は1周目のダウンヒルストレートでアウトから並びかけ、僅かに先行したものの90度コーナーでイン側に位置した小泉に押え込まれ、その後は#28山口大陸を押え込むので手一杯の状況になってしまった。

これにより小泉は昨日の第10戦に続いてもてぎラウンドを連勝。今季通算6勝目を挙げてシリーズポイントでも久保との差を19に広げた。

全日本F3選手権はこのあと舞台をスポーツランドSUGOに移して第12戦、第13戦を行う。 9月27-28日決勝だ。

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Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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