「ももいろクローバーZ」が富士スピードウェイをジャック!
スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の公式予選日である9月7日、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が富士スピードウェイに来場。
公式練習や予選の終了時にはメインポストに上がってチェッカーフラッグを振り、ピットウォーク時には「ももクロ」カラーにラッピングされたGT500車輛で同乗走行を行うなどして場内に詰めかけたファンを大いに沸かせた。
同乗走行に使用されたのは2006年型のフェアレディ「Z」。
この日のためにピンクを基調としたスペシャルカラーに仕立て上げられた本物のレーシングマシンをチームインパルの星野一義監督がドライブし、「ももクロ」のメンバーを一人ずつ交代で助手席に乗せてコースを爆走。更にレースの臨場感を演出するために2008年型GT-Rが並走し、レースさながらに抜きつ抜かれつを繰り返した。GT-Rをドライブしたのは2012年チャンピオンの柳田真孝だ。
この間、スタンドからは早朝から詰めかけた彼女たちのファンによるライブ会場さながらの熱い声援が終始送られ、いつものレース開催時とは違った雰囲気がサーキットを包んでいた。
同乗走行終了後にはメンバー5人とARTAの鈴木亜久里監督が記者会見に出席、今回のイベントの感想を述べた。
- 鈴木亜久里(ARTA監督)
- レースと中々接点の無い人たちに会場に来てもらう、ということが彼女たちのお陰で現実になったんですけど、全然違う切り口から会場に来てもらって、ちょっとでもレースのファンになってもらえればいいな、と思いますね。
- 高城れに
- わたしはジェットコースターとかも乗れない方なんで、最初は心配だったんですけど、今日の走行はすごく楽しかったです。ゲームセンターによくあるゲームのまんまが再現されてるみたいな感じでした。
- 玉井詩織
- 今まで体感したことの無い速度で走るクルマに乗らせていただいて、次元を超えちゃうみたいなスピードに本当にびっくりしました。
- 百田夏菜子
- 星野さんが前のクルマにぴったりくっついて走ってるとことか、抜いた瞬間なんかが凄い楽しかったです。
- 佐々木彩夏
- チェッカーフラッグを振らしていただいたんですけど、テレビで見たことのあるようなことを自分がやらしていただいて、それを見て皆さんが楽しんでいただけたのが嬉しかったし、普段パパの助手席にも怖くて乗れない方なんですけど、星野さんの運転は全然怖くなかったです。
- 有安杏果
- 星野さんの運転は安心感があって、乗ってる間はスピードと振動を楽しむことが出来て、機会があればまた乗りたいな、と思いました。
Photo: Keiichiro TAKESHITA