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AsLMS:第2戦富士公式予選 #24OAKレーシングがPP。GT300クラスは#16無限CR-Zがトップ!

出場ドライバー集合写真

アジアンルマンシリーズ第2戦の公式予選が9月21日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#24OAKレーシング(モーガン/ジャッド/デビッド・チェン/ジェフリー・リー/コン・フー・チェン組)が1'34.253を記録してポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#16無限CR-Z(武藤英紀/中山友貴組)が1'38.241とスーパーGT第6戦で自身が記録した予選タイムを大幅に上回ってトップ。総合でも3位につけた。

公式予選は午後1時55分より30分間で行われたが、コースコンディションの向上を待ってガレージで待機するチームが多く、本格的なアタックが始まったのは開始10分が過ぎたあたりだった。

LMP2では#18KCMGのモーガン/日産が先にアタックに入り、リチャード・ブラッドレーが1'34.311を記録する。
しかし24号車を駆るコン・フー・チェンは1'35.001から徐々にタイムを上げ、残り時間7分で1'34.386を叩き出してトップに立つと、その後も1'34.253までタイムを縮めた。
一方ブラッドレーもチェッカー提示ギリギリまでアタックを続けるが、タイムを上げることが出来ずに2位で明日の決勝に臨むこととなった。

一方、ここでの結果がスーパーGTのチャンピオン争いにも関係するGT300クラスは今回もJAF-GT勢が接戦を展開。
武藤英紀の駆る#16無限CR-Zが開始から20分が経過したところで2週間前に同じ富士で行われたスーパーGT第6戦で記録した1'39.237を大幅に上回る1'38.241を叩き出してトップに躍り出た。
この大会では従来のウェイトハンデが課せられていなかったことも影響したようだが、それでも車高8mmアップのBOPは生きており、5月の富士500kmほどのアドバンテージは無かったはずだ。
2番手には前回ポールポジションを獲得した#55ARTA CR-Zがつけ、#61スバルBRZが3番手。16号車と61号車のタイム差はコンマ3秒に満たない接戦だった。
FIA-GT3勢では#11ゲイナーSLSが最上位で1'38.880。
以下総合10位までをGT300車輛が占める結果となった。

この他、唯一GTEクラスでエントリーした#70チームタイサンのフェラーリ458は総合17位に終わり、GTCクラスのトップは007CRAFTレーシングのアストンマーチンヴァンテッジGT3で総合11位だった。

第2戦決勝は明日午後2時より3時間で行われる。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO


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