10月13日(日)、F1日本グランプリのサポートレースS-FJ決勝レースが鈴鹿サーキットで行われ、昨日の予選でポールポジションを獲得した根本悠生が、決勝レースで一度も順位を譲ることなく、8周のレースを17分49秒832でトップチェッカーを受けた。
レースは11時スタート。スタートは、PPスタートの根本が1コーナーをトップ抜けていき、予選2番手の坂口夏月もそのままの順位で続いた。逆に予選3位の橋本陸はスタートを失敗し、5番手までに順位を落とした。6番手スタートの石坂瑞基が4番手に順位を上げた。
1周目から、130Rで2台の車が絡むクラッシュがあり、波乱が予想されるレースが始まった。
2周目以降は、根本が2分13秒745のファステストラップを出し、その後も13秒434、13秒317と2位以下を引き離すタイムで走行し、4秒のマージンを築いた。
6周目、4番手スタートから3位にポジションを上げた山田真之亮が、2位坂口の後ろにつけ、スプーンカーブのインから坂口をパス。順位が代わったが、次の周のヘアピンコーナーで山田のブレーキングミスがあり坂口が逆転した。
山田はその後、4位走行の石坂と最終ラップまで激しいバトルを展開したが、最後まで石坂を抑えきり3位表彰台を獲得した。
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- 優勝した根本悠生のコメント
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「昨日より路面状況もよくすごくいい感じで、スタートも良く、1、2周は後ろを見ながら走っていました。その後はマージンが欲しかったので頑張って走り、終盤はミスしないように少しペースを落として走りました。大勢のお客さんの前で勝てて嬉しいです」
- 2位表彰台を獲得した坂口夏月のコメント
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「序盤は根本選手についていけたけど、その後リズムに乗れずに山田選手に抜かれてから逆に冷静に判断できる様になり、自分のレースが出来ました。優勝を狙っていただけに2位は悔しいです」
- 3位表彰台を獲得した山田真之亮のコメント
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「予選の結果から今日はトップ争いが出来ると思っていましたが、ミスがあり上の順位でゴール出来ませんでした。終盤は石坂選手に追い上げられましたが、抑え込む自信はありました。3位表彰台は嬉しいですが、レース内容がよくなく悔しいです」
- 4位でゴールした石坂瑞基のコメント
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「スタートでイン側は詰っていてアウトから2台抜く事が出来ました。序盤はペースが上げられずいたのですが、前の車がバトルをしていたので差がなくなり、最後にチャンスありましたが、山田選手を抜く事ができず残念でした」
Photo: Yoshinori OHNISHI