タイトルをとってもなお勢いは止まらず。その視線は既にマカオを見据えているのか。(Photo:K.Takeshita)
激戦の全日本F3選手権もいよいよ最終ラウンド。 第19戦が10月18日の今日、快晴のツインリンクもてぎで行われ、PPからスタートした #7ジェームス・コートニーがスタートから危なげなく飛び出して後続を全く寄せ付け ずに今季12勝目を飾った。 第19戦決勝は午後1時20分にフォーメーションスタート。 しかしフォーメーション開始間際になって柴田がストール。ピットロードへ下げられる。 エンジン再始動は出来たものの時既に遅く、ピットスタートになってしまった。 柴田を除く11台が整列してのスタートでは、コートニーが完璧なスタートでホール ショット。そのままぐんぐんと後続を突き放していく。 4コーナー立ち上がりで佐藤が姿勢を乱したのに巻き込まれてオースティンがクラッシュ。 佐藤はそのまま走行を継続。 さらに4番手スタートから追い上げを計ったモンティンも90度コーナーでダートに 飛び出し、大きく順位を落としてしまった。 1周目を終わってトップはコートニー。2位にクインタレッリ、3位に横溝がほぼ等 間隔で続く。4位山西と5位片岡はテール・トゥ・ノーズ状態だが、片岡は中々 オーバーテイクのチャンスを見つけられないでいる。 その後方では、一旦順位を落としたモンティンの猛追が始まり、そのプレッシャー に耐えかねたか#33吉本が90度コーナーでオーバーランし、モンティンが7位に浮上。 更に6位の#8小早川を7周目のヘアピンでブレーキを遅らせて攻略するも、5位片岡と のギャップは3秒以上あり、追撃もそこまでであった。 結局、コートニーがスタートから全く危なげない走りで後続を寄せ付けず、最後は 2位に7秒の大差をつけて今季12勝目を飾った。
2003年10月18日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P.-No.-Driver------------------Car------Engine-----------Lap----Gap--- 1 7 ジェームス・コートニー D F302 TOYOTA 3S-GE 14 - 2 4 ロニ・クインタレッリ D F302 TOYOTA 3S-GE 14 7.368 3 3 横溝直輝 D F303 TOYOTA 3S-GE 14 4.178 4 1 山西康司 L-D F106 MUGEN MF204C 14 0.919 5 36 片岡龍也 D F302 TOYOTA 3S-GE 14 0.500 6 12 パオロ・モンティン D F303 NISSAN SR20VE 14 1.963 7 33 吉本大樹 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 14 14.096 8 32 番場 琢 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 14 5.084 9 2 佐藤晋也 D F302 MUGEN MF204B 14 3.788 10 19 柴田裕吉 D F302 TOYOTA 3S-GE 14 4.068 -----------------以上完走------------------------------------------------------ 11 8 小早川済瑠 D F302 TOYOTA 3S-GE 11 3Lap 12 10 ロブ・オースティン L-D F106 MUGEN MF204B 0 11Lap ------------------------------------------------------------------------------- Fastest Lap #7ジェームス・コートニー 1'47.690(11Lap)