ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP '95全日本GT選手権 Rd.5 SPORTSLAND SUGO GTインサイド・レポート No. 13 1995/ 9/ 10 FMOTOR4版 --------------------------------------------------------------------------- 65.スタート直前情報 天気:小雨 路面状態:ウェット 気温:20゚C 路面温度:22゚C タイヤは#38のみがカットスリック。他はレインまたはインターミディエイトを 選択 66.14時03分 #10 ピットイン 67.14時16分 *7 ピットイン シフトレバー破損でリタイア 68.14時19分 #4 SPアウトでエンジンブロー。ピットまで戻るがリタイア。 雨は上がって、路面には水たまりはなくなる。 69.14時36分 #8 オレンジボール旗を受けてピットイン。オイルクーラー破損でリタイア レコードライン上はドライ状態に 70.14時58分 *72 SPインコーナーのコース上でエンジンがストップ 71.15時00分 #30 メインストレートで白煙。1コーナーでストップ 72.15時06分 #2 最終コーナーでスロー走行。ピットに戻るがパワステトラブルでリタイア *23 最終コーナーでストップ #19 オーバーレブのためピットでリタイヤ 73.15時18分 #88 SPアウトコーナーでストップ ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP '95全日本GT選手権 Rd.5 SPORTSLAND SUGO GTインサイド・レポート No. 14 1995/ 9/ 10 FMOTOR4版 --------------------------------------------------------------------------- 74.決勝レース正式結果(81Laps) ドライバー マシン タイム ---------------------------------------------------------------------------- 1 A.リード/近藤真彦* #35 タイサン スターカードGT-2 2:05'27.290 2 影山正彦/星野一義* #1 カルソニックスカイライン - 28.268 3 J.クロスノフ #39 サードスープラGT - 28.729 4 長谷見昌弘 #3 ユニシアジェックススカイライン - 39.775 5 鈴木利男 #55 JOMO R33 - 1 Lap 6 松田秀士/O.ララウリ* #34 STP タイサンポルシェGT2 - 1 Lap GT2クラス 1 池谷勝則/袖山誠一* *31 ナインテンゲータレードポルシェ - 6 Laps 2 山岸豪/黒須俊文 *71 SOUND STREEM M3 - 7 Laps 3 石橋義三/星野薫 *70 外車の外国屋アドバンR31 - 7 Laps *印のドライバーには選手権ポイントは与えられない 75.#35タイサンスターカードGT2(総合優勝) A.リード:「天候が変わっていき、とても難しいレースだった。この勝利はチー ムの総合力で得たものだと思う。また、僕が勝つことで、チームメイトやチームの 選手権ポイントにも影響があるから本当に勝てて良かったと思っています。スター ト前から2回のピットストップという作戦を用意していました。最初は浅めの溝の レインタイヤだったので、路面が乾きだしたときは、マシンのコントロールに苦労 しました。あとはチームの作戦通りでした」 近藤真彦:「長いことレースをやっていますが、今日ほど楽に勝てたことはないで すよ。と、まあこれはジョークですがね。この天候を考えて2ストップは避けられ ないと僕も考えていました。その際のドライバー交代のタイムロスを考えれば、 (僕が乗らなかったことは)しょうがないことです。金曜、土曜とセッティングに は多少なりとも貢献できたと思うし、僕としては悔いはありません。本当に嬉しい 勝利です」 千葉監督:「60周を過ぎたところでマッチと相談して、ドライバー交代をしないこ とを決めた。彼は、セカンドドライバーの辛さに耐えて、この週末本当に良くやっ てくれたと思う。彼には、今回の分も取り返せるように、最終戦のMINEで存分 に走ってもらうよ」 76.*70 石橋義三(GT2クラス3位 '95GT2チャンピオン) 「タイヤ交換で1回多くピットインしているんですけど、牧口さんとこと雨宮さん があんなことになったのでチャンピオンを決めることが出来ました。アマチュアは いい条件での練習はしても本当のレースコンディションでの練習を行うことは難し いです。将来につなげる良い練習ができました。このスカイラインと星野薫の二人 のおかげでチャンピオンがとれたと、“二人”とあえて言いたいです。次は100kgの ウエイトハンデですから歴史に残りますね」 77.#1 カルソニックスカイライン(GT1クラス2位) 影山正彦:「走っているあいだ、ずっと星野さんの顔が浮かんで恐かったです よ(笑)」 金子監督:「いやあ、2位でこんなにうれしいとは思わなかったよ。ポイントはこ れで同点だけど、今の影山の勢いなら(チャンピオンは)いけるでしょう。スカイ ライン勢が競っていたのでドライバー交代しない作戦をとったんです。リードが上 にいったのはちょっと予想外だったけどね。(タイサンの千葉監督に)おめでと う。ダメだよ、マッチ乗せなきゃ」 星野一義:「乗らないのにこんなに疲れるとは思わなかったよ。とにかく影山に勝 たせたいということでメカニックもドライバーもチームもみんな一体になった。ホ シノレーシング全体ががんばったってことだよね。(ドライバー交代をしなかった のは)スーパーマンじゃないから、路面状況がわかっているドライバーがいったほ うがいいからね」 GTアソシエイション事務局 インサイドレポート担当 古屋 知幸 = MGG01235=