SUZUKA 1000km

SUZKA1000km マツダスピードリリース

INFO95-017                       平成7年8月28日
   ポッカインターナショナル1000km耐久レース・結果速報
  「MAZDA DG-3」、予選総合トップも決勝は無念のリタイヤ
 (株)マツダスピードは、平成7年8月27日(土)・28日(日)、鈴鹿サーキッ
ト(三重県鈴鹿市、1周:5.86403km)で行われた「ポッカインターナショ
ナル1000km耐久レース」に、「'95ル・マン24時間レース」に出場した
MAZDA DG-3を出場させた。レース結果は以下の通りである。
【カーNo.2 Y.T.R. with MAZDASPEED】
 ドライバー:寺田 陽次朗、従野 孝司、F.フレオン
《予選》
 真夏の暑い鈴鹿で行われた予選1回目、開始早々、F.フレオンが決勝レース用
ハードタイプのタイヤでタイムアタックを行い、3周目に 2'05.080を記録。その
後、従野のドライバークオリファイと寺田による燃 費チェックのための連続走行
を済ませて1回目の予選を終えた。2回目予選では他車の予選タイムを伺いながら、
再びF.フレオンがソフトタイプのタイヤのフィーリングチェックを行ったが、路
面温度が高くタイムアップはならなかった。結局、予選は1回目のタイムでグリッ
ドが決定し、総合予選トップ、ポールポジションでのスタートとなった。
《決勝》
 スターティングドライバーのF.フレオンは、瞬発パワーで勝るフェラーリF4
0(No.60)にスタート直後に先行を許したが、激しいデッドヒートを展開して、
レース序盤を沸かせた。3周目、アクシデントによりセーフティーカーが介入。
大きく離した3位以下の車両に追いつかれたものの、セーフティカーが退去した後
1周目スプーンカーブ進入でトップのF40をパスし、トップに立った。燃料タン
クがGTカーに比べて小さいため1スティント周回数が少なく、21周目に2位に
18秒差をつけたところで燃料補給とドラ イバーチェンジのためピットイン。
F.フレオンから寺田にバトンタッチをした。寺田は、コースに復帰した時には9
位でトップ差1分27秒であったが、周回毎にポジションを上げて交代後14周目
にトップを奪 い返した。しかし、38周目の西ストレート130R手前で突然ス
トップ。快調にトップを走っていたが無 念のリタイヤとなった。
【ドライバー寺田 陽次朗のコメント】
 「スプーン手前で5速にシフトアップした時、駆動力が突然なくなった。エンジ
ン回転をギヤに伝達するインプットシャフトか何かの駆動系が破損したようだ。
我々の車両はウェイトハンディと燃料タンク容量が80リッットルと小さいためにピッ
ト回数が多いハンディがあったもののチームの雰囲気も志気も高く、優勝を狙えた
のに非常に残念だ。」
【レース結果】  参加55台
 ■公式予選結果          天候:快晴、気温:37℃、路面:DRY
  1位/55台中                2’05.080
 ■決勝              天候:快晴、気温:37℃、路面:DRY
  38周目トップ走行中にリタイヤ
                                  以上


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