TIサーキットでのルマン想定テストを中止したトヨタ、サード、トラスト、 TRDだが、今年のルマンチャレンジの計画は変更しないようだ。 これは今回のクラッシュの原因は、クルマの問題が主因ではないことが ほぼ確定されたためだ。 しかし、サード車は修復が不可能で5月4日に行われる全日本GT選手権の 第2戦は欠場を余儀なくされた。だが、サードとトヨタ、TRDはルマンへの 挑戦は予定通り行うとしており、3社が協力の下に、ルマン用のスープラを 新しく製作することを決め、早くも作業にとりかかっている。 また、テストの遅れは一般のスポーツ走行を使ってでも取り戻したいと、 ルマンチャレンジへ全力を挙げる姿勢を示している。 ドライバーのジェフ・クロスノフだが、脳震とうと全身を強く打っており いったんは大事をとって入院した。 だが、当人はいたって元気のようで、今週末のF3000に参加することを 希望しているが、現時点では参加は微妙なようだ。 GTアソシエイション事務局 GTインサイドレポート担当 古屋 知幸 = MGG01235 =