ルマン仕様のスープラがテスト中にクラッシュし、大破したという 報告が、取材中のGTインサイドレポート・スタッフよりありまし たので、取り急ぎ報告します。 4月5日、TIサーキットでサード、トラスト、TRDにより、 スープラGTのルマン想定の12時間耐久テストが行われておりました。 走行を開始した直後の午前11時半ごろに、1コーナーで、ジェフ・ クロスノフのドライブするルマン仕様のサード・スープラGTが クラッシュ。 全開で走行中のマシンは1コーナーの進入で姿勢を崩し、コースアウト。 マシンはコンクリートウォールに激突し、コクピット近くのモノコック が曲がるほどのダメージをうけ、全損した模様。 幸い、クロスノフは脳しんとう程度のダメージで大きな怪我はない とのことです。 このクラッシュのために、今回のテストは急遽中止になりました。 サードは、5月4日のGTC第2戦を欠場する可能性が大と言うこと です。 また、このクラッシュの原因はまだ確定せず、 場合によっては、今年のトヨタのルマン24時間挑戦に大きな影響を あたえる可能性もあるようです。 今後のトヨタ、及び各チームの動向が非常に気になるところです。 GTアソシエイション事務局 GTインサイドレポート担当 古屋 知幸 = MGG01235 =