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全日本F3000

F3000 レポート [Rd.9 Fuji]

 全日本F3000選手権第9戦「インターナショナルF3000富士ファイナル」
は快晴の中21台が参加して45周で行われ、予選5番手から飛び出したA・G・ス
コットが5周目にトップに立ちそのまま快走、今季3勝目を挙げた。タイトル争い
は、ポイントリーダーのマルコ・アピチェラとスコットの2人に絞られ、今月末の最
終戦の鈴鹿で決戦と言う事になった。
 確かに秋晴れではあるが、とても11月中旬とは思えないほどの陽気の中、全車ス
ターティンググリッドに整列した。照り付ける太陽は、路面温度を34度まで押し上
げている。この季節はずれのコンディションの中、各チームその調整に余念がない。
 昨日の予選セッション終了間際に最終コーナーで大クラッシュを演じた高橋  国光
も、チームクルーの徹夜の作業で一部のボディカウルに損傷が気になる程度で、表情
は明るい。やはりここに来てヨコハマタイヤ勢の優位が目立ち始めているのであろう
か。
 全車フォーメーションラップを終了し、いよいよグリーンシグナルが点灯。
 ここでなんと予選2位のトーマス・ダニエルソンがエンジンストール。いきなり出
遅れてしまう。これ以外ではトラブルなく1コーナーを目指した。1コーナーでは波
乱もなく、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マルティニ、25番ロス・チー
バー、20番A・G・スコットの順でクリアしてゆく。
 2周目に入ると、A・G・スコットがストレートでなんと2位までジャンプアッ
プ。黒澤  琢弥もロス・チーバーを抜いて4位に上がって来た。また、予選10位と
出遅れていた星野 一義も6位までアップして来ている。
 順位は、8番マルコ・アピチェラ、20番A・G・スコット、9番マウロ・マル
ティニ、11番黒澤  琢弥、25番ロス・チーバー、1番星野 一義、6番ミハエル
・クルム、27番トム・クリステンセン、16番影山  正美、24番服部  尚貴の
順。
 3周目、なんとか逃げたいマルコ・アピチェラだが、A・G・スコットはそれを許
さず、猛チャージを開始。ストレートエンドではアピチェラのテールエンドを伺う。
 4周目、A・G・スコットはコーナー出口でテールを振り出すほどにプッシュをし
て、アピチェラを脅かしつづける。3位のマウロ・マルティニとスコットの間には早
くも大きな間隔ができつつある。そのマウロ・マルティニには黒澤  琢弥が接近して
来た。ここで星野 一義が1コーナーでロス・チーバーに襲いかかりこれをパス。
 順位は8番マルコ・アピチェラ、20番A・G・スコット、9番マウロ・マルティ
ニ、11番黒澤  琢弥、1番星野 一義、25番ロス・チーバーとなった。
 5周目、ストレートでスリップストリームからインを取ったA・G・スコットがつ
いにマルコ・アピチェラをパス。ついにトップの座を奪い取った。サントリーコー
ナーでは55番飯田 章と33番清水 正智が接触、両者ともそのままストップする
事に。また16番影山  正美がスピン、なんとか再スタートをしている。
 6周目、A・G・スコットはマルコ・アピチェラに0.8秒も速いラップタイムを記
録して逃げにかかる。
 7周目、ロス・チーバーは元気なくスピードも上がらない様子。これにチームメイ
トの服部  尚貴が1コーナーで襲いかかった。インに入った服部はなんなくチーバー
をかわすが、この周の終わりにはまたもチーバーに先行を許してしまう。
 8周目、やはりマルコ・アピチェラはA・G・スコットに追い付けず、次第に離さ
れ始めた。4位のマウロ・マルティニとその後ろの星野 一義の間隔がここに来て明
らかに縮み始めた。
 9周目、3位を争う11番黒澤  琢弥、9番マウロ・マルティニ、1番星野 一義
の間隔が非常に接近し、3車の間隔は0.7秒しかない。
 10周目、1コーナーでまずマウロ・マルティニが動き、黒澤  琢弥のインを取っ
てこれをパスし、3位に。しかしマウロ・マルティニと黒澤  琢弥、星野 一義の差
はわずか0.6秒しかない。
 ここでの順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ
・マルティニ、11番黒澤  琢弥、1番星野 一義、25番ロス・チーバー、24番
服部  尚貴の順。
 11周目、トップの2台は17秒台後半、3位を争う3台は18秒前半でそれぞれ
の戦いを続けている。6位争いを続けているロス・チーバーと服部  尚貴は、バトル
を続けながらも星野 一義のテールに徐々に近づき始めているようだ。
 12周目、トップ2台の間隔は約1秒。1コーナーで服部  尚貴がついにロス・
チーバーを捉え、6位に。
 13周目、服部に置き去りにされたチーバーはここであせったかスピン。再スター
トをするが、大きく出遅れてしまう。これで7位にF30002戦目の6番ミハエル
・クルムが来た。
 15周目、4位の黒澤  琢弥に星野 一義が迫り始めた。
 順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マル
ティニ、11番黒澤  琢弥、1番星野 一義、24番服部  尚貴、6番ミハエル・ク
ルム、7番高橋  国光。
 16周目、ストレートでスリップに入った星野 一義は黒澤  琢弥のインに飛び込
むが、黒沢はこれを許さずアウトからかぶせて何とかしのいでいる。
 17周目、再度星野 一義は1コーナーで仕掛けるが、黒沢の抵抗に会いこれをか
わせない。
 18周目、ついに星野 一義が1コーナーで強引にインから黒澤  琢弥をパス。
黒沢はアウト側に押し出されるようにふらつきながら立ち上がる事を余儀なくされて
しまった。トップ2台の差は1.9秒まで広がっている。
 19周目、マルコ・アピチェラが突然プッシュを始め、A・G・スコットに0.9秒
差まで一気に詰めて来た。5位に上がった星野 一義は一気に17秒台にペースアッ
プ。3位のマウロ・マルティニに迫り始めた。また黒澤  琢弥に服部  尚貴が急接近
している
 20周目、トップの2台の間隔は依然1秒ほど。服部  尚貴は1コーナーで黒澤
琢弥を抜き去り、5位にアップ。黒澤  琢弥はタイヤに問題を抱えているのか、次第
に後方へ落ちてゆく。
 順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マル
ティニ、1番星野 一義、24番服部  尚貴、11番黒澤  琢弥、6番ミハエル・ク
ルム、7番高橋  国光。
 21周目、トップ2台の間隔は1.2秒に広がった。A・G・スコットはマルコ・ア
ピチェラとの間隔を見ながらの走行か? 最終コーナーで服部  尚貴が周回遅れに
引っ掛かり、黒澤  琢弥に再度抜きかえされてしまう。
 22周目、トップ2台の間隔は1.5秒。服部  尚貴がまたも1コーナーで黒澤  琢
弥をかわし、5位に再浮上。
 23周目、トップの間隔は1.9秒に。服部  尚貴と黒澤  琢弥の間隔は今度こそ広
がり始めた。
 25周目、トップ2台の間隔はついに2.6秒に。A・G・スコットは17秒後半だ
が、マルコ・アピチェラは18秒前半で、さらにこの間隔は広がりそうだ。
 26周目、4位のマウロ・マルティニと星野 一義の間隔は2.4秒に縮まった。星
野はマルティニより0.4秒ほど速いラップタイムを叩き出しており、さらに接近が予
想される。
 28周目、トップ2台の間隔はついに4秒を越えた。マルコ・アピチェラは2位を
キープに切り替えてしまったのだろうか。両者のラップタイムはA・G・スコットの
1分17.981に対し、マルコ・アピチェラは1分17.999とかなり接近したタイムを記録
しているのだが。
 30周目、4位の星野 一義は1分17.578秒を出して、この周だけで0.5秒も3位
のマウロ・マルティニとの間隔を縮めた。
 順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マル
ティニ、1番星野 一義、24番服部  尚貴、11番黒澤  琢弥、6番ミハエル・ク
ルム、7番高橋  国光。
 31周目、マウロ・マルティニと星野 一義の間隔は1.6秒に。
 32周目、4位争いは1.4秒差まで詰まって来た。1コーナーではかなり接近をし
ての走行となる。
 34周目、あきらめたと思われたマルコ・アピチェラがここに来て復活。A・G・
スコットとの間隔をかなりの勢いで詰め始めた。星野 一義はここまでいいタイムで
詰めて来たが、ついにタイヤに限界が来たのかマウロ・マルティニとの間隔を詰めら
れなくなってしまった。
 35周目、マルコ・アピチェラのタイムアップに合わせるかのように、A・G・ス
コットの前方には大量の周回遅れが現われ始めた。マルコ・アピチェラにとってはこ
こが正念場だ。ついにその間隔は2.8秒差まで縮まって来ている。
 37周目、A・G・スコットが抜いた周回遅れにマルコ・アピチェラも突っかかる
ようになって来た。いったん詰まったかに思えたその差も、3.2秒に広がっている。
しかし、さらに周回遅れが前方には見えている。星野 一義はマウロ・マルティニと
ほぼ同じペースで走行をしている。どうやら追い上げもここまでという事らしい。
 40周目、A・G・スコットとマルコ・アピチェラの差は3.9秒。マウロ・マル
ティニと星野 一義の差は1.5秒。この数周でマウロ・マルティニが星野 一義を
ラップタイムでわずかに上回り、その差はほぼ変わらない。
 順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マル
ティニ、1番星野 一義、24番服部  尚貴、11番黒澤  琢弥、6番ミハエル・ク
ルム、18番トーマス・ダニエルソン、3番金石  勝智、7番高橋  国光。
 43周目、A・G・スコットとマルコ・アピチェラの差は、4,2秒差。どうやらこ
の差は最後まで詰まりそうもない。しかしマウロ・マルティニと星野 一義の差はこ
こに来てまた1.2秒差に縮まって来た。最後の力を振り絞る星野 一義にマウロ・マ
ルティニは堪え切れるのだろうか。
 45周目のファイナルラップ、トップ2台の差は3.8秒。やはりこのままか?
星野 一義もやはり4位のまま。
 そして結局このままチェッカーを迎える事になった。各車全力を出しきっての戦い
だった。やはり季節はずれの気温がタイヤに大きな負担になったのか、最後の追い上
げをしきれないうちにチェッカーを迎えてしまった感が大きい。
 これでA・G・スコットが合計得点を45、マルコ・アピチェラが51としたが、
今年の選手権ポイントはベスト7戦のトータルである為、スコットの有効得点45に
対し、アピチェラは48とわずか3ポイント差である。これは、スコットが今年は2
度もポイントを取っていないレースがある為、今まで取った全ポイントが加算されて
いるのに対し、アピチェラは全戦で得点を重ねている為、優勝してもそれほどポイン
トが増えないからだ。
 これでチャンピオンシップは最終戦鈴鹿で決する事になった訳だ。
        FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治/PEE00630(RIJ)


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