「オブジェクトT モータースポーツニュース」 全日本ツーリングカー選手権 第5・6戦 日時 1994年6月17日(金)~19日(日) 場所 十勝インターナショナルスピードウェイ チーム オブジェクトT マシン 11 BPオイル・トランピオシビック/33 トランピオ・コロナ ドライバー 原 貴彦/村松康生 6月17日(金)公開練習 11 BPオイル・トランピオシビック BEST TIME 1'27"22 ドライバー 原 貴彦のコメント 今までに比べてマシンがかなり進歩した。セッティングもいい方向に進んでいる。 今日のタイムは、だいたい15~16番手のポジション。全体的にトップとのタイム差 が縮まっているから、マシンとタイヤの開発段階としてはいいと思う。このまま順調 に進んで行けば、ちゃんとレースができるようになるはず。 チーム監督 鈴木 哲雄のコメント このサーキットに限ってかもしれないが、足回りのセッティングがそこそこまで 煮詰まり、前回ひどかった“跳ね”の問題もタイムに影響がでるほどではなくなった。タイヤにしても、フロントタイヤのグリップ力を除けばだいぶ良くなり、ターンイン さえ速くなればタイムアップが望めるだろう。明日の予選は26秒台がでれば、まずま ずといったところ。 33 トランピオ・コロナ BEST TIME 1'27"36 ドライバー村松康生のコメント ニューサスペンションを導入、エンジンはパワー&トルクをアップ、タイヤはニュ ースペックに変更。コレは、という万馬券コースだったけど、予想したほどタイムア ップしなかった。だけど、今までの一番遅いコロナから脱皮したし、全体的にも今ま でで一番速い。新しいマシンセッティングでのシェイクダウンとしては、かなり良い 方向に煮詰まっていると思う。このコースは走り方で随分変わるので、ひらめけば10 人抜きも夢じゃない。 チーフメカニック 隠岐武司 今は理論で攻めたセッティングをためしている。新しいサスペンションでの様子見 なので、これからどうなるか。エンジンを始め、その他の細かな部分はどんどん良く なっている。タイムアップは徐々にしているんだけど、他のチームも同様に速くなっ ているから大変だ。