全日本F3000選手権 第3戦 F3000 MINE ALL STAR 決勝レース取材メモから 主なドライバーのコメント 1 星野一義 「スタートは上手く行ったんだ。1台抜いて2速に入れたらドーンときて おしまいさ。まぁ、こういうこともある。しょうがないさ」 申し訳ながるメカニック達を気づかってか、つとめて明るい表情で 原因はドライブシャフトの破損らしい 2 ジェフ・クロスノフ #1104を参照 3 金石勝智 「マシンも調子良く、いい感じのレースでした。でも、アピチェラは速くて 追いつけそうもなかった。トラブルですか、燃料系だと思います。急に エンジンが止まってしまって」 惜しいレースを逃した金石だが、表情は明るい。 トラブルは、ガス欠というウワサも 6 光貞秀俊 「序盤でタイヤ使いすぎて、中盤はペースを上げられなかった。マシンが軽くなってからはいい感じで走れたけど、もう順位を上げることはできなかった。ペース配分が良くない。やっと完走できたので、次の目標はポイント獲得です」 F30003レース目でようやく完走を果たした光貞。松本監督もokの評価を 下したようだ。 9 マウロ・マルティニ 「トラブルが起こるまで、マシンは好調だった。いいスタートにはならなかった ので、アピチェラについて行き、終盤勝負のつもりだったんだ。そしたら、途中で 2速ギアが無くなってしまった。このコースで2速が無い致命的だよ。なんとか 工夫して、後はポジションをキープすることだけを心がけたよ」 2速を多用するこのコースであのタイムは立派とチームスタッフ。 24 服部尚貴 「セッティング不足で予選順位が後ろだったのがすべて。ロスを抜きたかった けど、彼のマシンは最終コーナーが速くてうまくいかなかった」 25 ロス・チーバー 「フリー走行で早々にスピンしてしまい、決勝のセッティングができなかった。 それじゃなくてもデータ不足なのにまいったよ。このレースはポイントが取れた だけでも良しとしよう」 24,25のチームル・マンは、前回の美祢のテストで雨にたたられ、94Dをシェイクダウン 走行するにとどまった。このため、セッティングが不十分だった。 18 トム・クリステンセン 「ブレーキをミスして、コースアウトしてしまった。マシンは良かっただけに、 残念。レースにはこういうこともあるさ」 15 檜井保孝 「予選はトラブルが出て満足行く走りができなかった。決勝は順位を上げることができて、レースをしたって感じかな」 予選2回目は早々にコース上で止まって、全く走れなかった檜井。フリーでは うっぷんを晴らすかの様な走りでトップタイム。これには、中島監督も思わず ニンマリ。決勝のベストラップも2位といよいよ本領発揮か。 16 影山正彦 「スタートで接触したのは、最悪。もう一度、マシンを見直して次に挑みます」 チームメイトの檜井が評価を上げたのに対して、この2日間いいところ無しで、 表情が暗い影山。次戦は影山スマイルが見れるか。 17 ミカ・サロ 「ブレーキが堅くて、途中で右足の感覚が無くなってしまったんだ。 マシンも乗りづらくて、まいったよ」 この2日間終始、セッティングに悩まされていたサロ。吉田監督は、セッティングの 全面的見直しを図って鈴鹿に挑むと言った。 このレースでは、各セッションごとにチームからリリース(手書きのメモもあったが) がプレスルームに掲示されおり、このコメント集はこれを参考に取材したものです。 5 中谷選手の所からは、1度もリリースがなかったのでここには登場しないことに なってしまいました。 決して差別したわけではないのです。中谷ファンのみなさんごめんなさい チームSSRのスタッフのみなさん! 今後はリリースをよろしく。 MINE サーキットにて 古屋 知幸 = MGG01235 =