Rd1 富士スピードウェイ Date 5/01 4月30~5月1日 GT インサイド・レポート 12 for FMOTOR4 45.土屋圭一のレース予想 スタートから962Cがレースを引っ張り、息切れしたところで、影山正彦の#1 2カルソニックスカイラインが出る。影山正彦の様子を見て最後の最後でレース巧者 の長谷見昌弘の#3ユニシア・ジェックス・スカイラインが仕掛けるだろう。鈴木利 男の#2 ZEXELスカイラインは、今回は手堅く上位を狙ってくる。外車勢は、 はじめはそこそこのペースで付いてくるだろうが、耐久性は未知数。後半にはタイヤ にも不安がでてくるだろう。F40はサスペンションとボディ/シャシーの剛性に爆 弾をかかえている。まったくの新車は、来年にならないと分からない。 最後にはスカイライン同士の激しい争いとなるだろう。 46.スタンド裏は原宿・竹下通り状態 徹夜組も登場したGTフィーバーは、朝になっても止まるところを知らない模様。 9時過ぎには、メインスタンド側の駐車場は満杯状態となったため、1コーナー先の サブゲートを開いて、以後観客は1コーナー裏の駐車場に誘導された。 レースの合間のスタンド裏は人々の波。原宿・竹下通りか代々木のライブUFOも 顔負けの混雑となってきた。焼きそばやラーメンの売店には昼前というのに十数人の 列ができ、10時頃にはスタンド売店の公式プログラムは完売となった。 47.思わずほおの緩む大会関係者 今日の朝、大会役員をはじめとする関係者のあいさつは決まっていた。「見た、あ のお客さんたち。すごいなぁ」。見合わせる顔には、自然に笑みがうかんでいた。G Tアソシエーションの会長である高橋国光は、いつもの道ではFISCOに入ること が出来ず、「あっちの方までグルッと、大きく裏道を回って来ちゃったょ」と、本当 に嬉しそうに話していた。 48.“チークニ”イベントは大盛況! GTアソシエーションの会長を務めながら、マシンが間に合わずレースに参加出来 なかった高橋国光と土屋圭一の通称“チークニ”コンビは、スタンド裏のADVNテ ントで「ごめんなさいイベント」を開いた。2人に特別ゲストの飯田章が到着すると アッと言う間に100人近くの人垣ができあがり、肩車やカメラバックを使ってのぞ き込むファンが何人も現れるほど。ドリキン土屋の軽妙なトークに、国光が絶妙のボ ケをかまし、飯田が土屋にいじめられると会場がドッと沸き、レース前のファンに大 きな話題を提供した。 *“チークニ”とは、チーム国光のコードネームです。 49.焼きそばおじさんも驚く観客の入り この観客の入りを予想できなかったのは、売店のオヤジさんたちも同じようだ。午 前中に列の出来る状態に、早くも汗だくとなっていた。「いや、ほんとに多いよね。 麺は大丈夫だけどキャベツが心配だぁ」と、嬉しい悲鳴が上がっていた。一方、レー ス・グッズの売店は「お客さんは多くて良いんだけど、売り上げはもうひとつ。やっ ぱ、不景気なのかな」とちょっと浮かない表情だ。 提供:GTアソシエーション事務局 古屋 知幸 = MGG01235 =